なんたって“外交の安倍”である。
今回のイラン訪問は首脳協議でトランプ米大統領に次のように言われたから。
「今すぐにでもイランに行ってほしい」
「この1週間は他の問題はいいからイランのことに集中してほしい」(日経新聞6月14日)
しかしイランへ行ったら「米、新たな制裁を追加」。平気でハシゴを外す親愛なるドナルド!
そして日本船は謎の攻撃である。緊張緩和のために行ったのに……。
辛口のタブロイド紙・日刊ゲンダイは「誰がどう見ても大失敗」とデカデカと書き、「喜々としてトランプの“パシリ”を買って出た身の程知らずが招いたその後の情勢の不穏」(6月17日付)と早口で責め立てた。
パ、パシリ……!
すると日刊スポーツも「トランプの“パシリ”安倍が得たものは」(6月17日「政界地獄耳」)。
ここでもパシリ! トランプに頼まれたから行ったのにこの言われよう。