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“人格否定発言”を受けて「私としては残念に思います」
これまで、秋篠宮がご家族の抱える問題について率直に意見を述べられることは多かった。まず思い起こされるのは、2004年11月に行われた秋篠宮の誕生日会見である。この年の5月、当時は皇太子だった天皇が会見で「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と仰ったいわゆる“人格否定発言”を受けて、その6カ月後の11月に、秋篠宮はこう述べられた。
◆2004年11月25日、39歳を迎える誕生日に際した記者会見
「5月の発言について、私も少なからず驚いたわけですけれども、陛下も非常に驚かれたと聞いております。私の感想としましては、先ほどお話しましたようなことがあるのでしたら、少なくとも記者会見という場所において発言する前に、せめて陛下とその内容について話をして、その上での話であるべきではなかったかと思っております。そこのところは私としては残念に思います」