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「僕を引きずり込んだのは、染谷(将太)さんですから」清水尋也が語る人生の転機

2019/07/22

source : CREA WEB

genre : エンタメ, 芸能, 映画

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高校時代の大きな転機

――一方、高校生活において、大きな転機があったそうですね。

 この仕事を始めたことによるプライベートの自由さがないなか、僕は学校という守られた空間の中では一般人として生きたかったんです。それは親にも、前から言われていて、あえて都立高に入ったんですが、高2の終わりにNetflixの映画『アウトサイダー』という、どうしてもやりたい作品があって、オーディションに受かったんです。

 でも、長期ロケもあることで、出席日数の問題で、私立に転校しなきゃいけなくて、結局のところ、自分で学費を負担しました。このときの自分の選択は、今でも後悔していませんね。

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清水尋也(しみず・ひろや)
1999年6月9日生まれ。東京都出身。2014年の中島哲也監督作『渇き。』、2015年の成島出監督作『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』で注目を集める。2018年、ドラマ「anone」で、第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞を受賞。「インベスターZ」ではドラマ初主演を務めた。現在、映画『貞子』、『パラレルワールド・ラブストーリー』が公開中。待機作に、「サギデカ」(NHK/2019年8月31日~放送)、映画『甘いお酒でうがい』(2020年公開予定)等がある。

『ホットギミック ガールミーツボーイ』
ごく普通の家庭で暮らす平凡な女子高生・初(堀未央奈)は、幼なじみで、昔から憧れの存在だった梓(板垣瑞生)と再会。また、同じマンションに住む口の悪い亮輝(清水尋也)や、ある秘密を持つ兄の凌(間宮祥太朗)といった、3人の男性との間で、心が揺れ動いていく。
2019年6月28日(金)より全国公開中
http://www.hotgimmick-movie.com/
(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

くれい響 (くれい ひびき)
1971年東京都出身。映画評論家。幼少時代から映画館に通い、大学在学中にクイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作を経て、「映画秘宝」(洋泉社)編集部員からフリーに。映画誌・情報誌のほか、劇場プログラムなどにも寄稿。

記事提供:CREA WEB

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