フジテレビの月曜9時のドラマ枠、通称「月9」ではこれまで数々の人気作が生まれ、その主演を人気俳優たちが任されてきました。

 トレンディードラマ、王道恋愛ドラマ、医療ドラマ……様々なジャンルの、個性豊かなキャラクターが生まれた「月9」であなたが「忘れられない主演俳優」は誰でしょうか?

 文春オンラインでは、6月19日~7月2日の2週間にかけて『あなたが考える「忘れられない月9主演俳優」』をメルマガ会員を対象にアンケートを行いました。10代~80代の幅広い世代の男女にご参加いただきました。

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 早速、結果を見ていきましょう。

みなさんの記憶に残る「月9主演俳優」はだれ? ©文藝春秋

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「あなたが考える『忘れられない月9主演俳優』は誰ですか?」という質問で、2位と大差をつけて、1位に輝いたのは『東京ラブストーリー』(1991年)でカンチこと、主人公・永尾完治を演じた織田裕二だった。織田は今作で俳優として大ブレイク、その後も『踊る大捜査線』などフジテレビの人気ドラマを牽引。また、小田和正が担当した主題歌『ラブ・ストーリーは突然に』は270万枚を売り上げる大ヒットを記録。アンケートでも「主題歌も印象的だった」との声が見られた。「月9」という愛称は『東京ラブストーリー』がきっかけで広まったとも言われている。

 2位には『ガリレオ』(2007年~)で主演の福山雅治がランクイン。福山演じる大学准教授・湯川学が次々に起こる不可解な難事件を科学的知識で解き明かす。テレビドラマは根強い人気を獲得し第2シーズンも制作、さらに2本の映画化もされた。国内のみならず海外でも『2014 ソウルドラマアワード』特別賞を受賞する高評価を受けた福山の代表作である。

 さらに、「この人こそ『Mr.月9』!」との声も多かった、木村拓哉が堂々2作品でランクイン。3位の『ロングバケーション』(1996年)は「月曜はOLが街から消える」「ピアノを習い始める男性が急増」など数々の「ロンバケ現象」が話題となり、一世を風靡。

 また、人気漫画を原作に2006年より放送された『のだめカンタービレ』からは主演の上野樹里と玉木宏がそろってランクイン。「史上最高の名コンビ」という声も多かった。他にも印象的なドラマで活躍し、個性的なキャラクターを演じた主演俳優たちが10位までに並んだ結果となった。

 では、アンケートのコメントとともに、1位から振り返ってみる。