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イチオシは高橋純平選手 なぜ書道家の私が筆でプロ野球選手を書くようになったか

文春野球コラム ペナントレース2019

2019/08/25
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今は亡き先生が教えてくれたこと

 私と書道の出会いは2歳の時でした。小さい頃から一番!というのが絶対条件というほどに常に一番を目指して猛練習の日々でした。「1日筆を持たないと3日遅れる」という今は亡き先生からの教えを胸に、とにかく365日毎日書いておりました。

 夏休みは朝5時から書道教室へ行き、夕方の5時まで書き続け、帰宅後も書き続けるという特訓の毎日でした。今思い返すと夏休みに友達と遊んだ記憶はありません。

「お金や物は盗まれても磨いた腕は誰にも盗めない。だから磨き続けなさい」

 先生が病室で掛けてくれた私への最後の教えです。この教えのおかげで今の私がありますし、今でも書道が大好きです。大好きな書道と大好きなホークスをこれからも応援して、皆さんを笑顔にしたり元気づけたり、書の楽しさを世界に伝えたいです。

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 また、皆さんの暖かいコメントや応援に支えられています。本当に感謝しています。

 続けることは簡単なようで大変な日もあります。でも皆さんの楽しみにしてくださっている声や、喜びや感想の声が大きな励みになっています。これからもよろしくお願いします。

 また、この記事で初めて私を知っていただけた方も少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。これからの目標はホークス作品のグッズ化と個展の開催です。大きな目標ですが、たくさんの方に支えられながら実現にむけて少しずつ動き出しています! 

 他にも書道を活かして誰もやったことのないようなことをやりたいと思っています。今後の報告もTwitterを中心にSNSで行いますのでお楽しみに!

 最後にこの記事を書くにあたって作品を書いてみました。海を渡って挑戦され、大きな活躍をされた誰もが一度は憧れを抱いたイチローさんと、そんなイチローさんに心から憧れて「51」を背負うホークスの上林選手の2人を重ねた作品です。2人の力強さを感じていただけると嬉しいです。

 私も将来は世界進出を夢見ています。憧れの選手を追いかける上林選手のように私もがむしゃらに頑張っていきたいと思います。

 さて、今シーズンも残り少なくなりました。パ・リーグは激しい争いでホークスも余裕があるわけではありません。シーズンが終わるまで微力ながら全力で応援します! 頑張れ! ホークス!! 読んでいただきありがとうございました。皆さんも暑さに気をつけて、またどこかでお目にかかれることを願っています。

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