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特集74年、あの戦争を語り継ぐ

令和の大学生100人アンケート 戦争体験を直接聞いた「41%」、日本の戦争可能性「23%」

令和の大学生100人アンケート 戦争体験を直接聞いた「41%」、日本の戦争可能性「23%」

note

<祖母から、長岡空襲の話を聞いた。暑い夏の日、空襲警報を聞くと、一家そろって小川に潜って隠れていたと聞いた。>(男性・20)

<幼少期に樺太で暮らしていた祖母から、北海道に引き上げるときの話を聞いた。最低限のものしか持ってこられなかったので、お気に入りだった着物を現地へ置いていかなくてはいけなかったという点が印象に残っている>(女性・23)

<小学生くらいの時、存命だった祖母から疎開した話を聞いた。深い話までは聞けなかったが、祖母が怒るわけでも悲しむわけでもなくただ淡々と話しているのが印象的だった>(女性・23)

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<小学生の頃、祖父母から当時の食生活や、親族が徴兵されて亡くなったことなどを聞いた>(女性・20)

<祖母から小学生のころ食事がさつまいもばかりだったと聞いた>(女性・21)

「8年前、修学旅行先で」

 一方、「修学旅行」で体験者から聞いたという声も根強い。

<被爆者から、8年程前(小学6年生のとき、修学旅行先の広島で)、実際に被爆されたときのお話。 当時の広島の状況がリアルに伝わってきて、とても怖かった。>(女性・20)

<修学旅行で沖縄の体験者から>(男性・22)

<中学三年生の時、沖縄の修学旅行で沖縄の方から>(女性・22)

広島で被爆者が修学旅行生に話をする様子 ©iStocl.com

 また「小学校の授業で」という学生もいた。

<小学生の時に授業の一環として、沖縄での戦争を経験した女性から話を聞いた。 大切な友達が目の前で亡くなっていった辛さだったり、いかに悲惨だったのかがとても印象に残っている>(女性・20)

<学校で、当時戦争を経験した方から、市街地が爆撃を受けた話を聞いた>(男性・20)

<小学校の頃の平和の授業で実際に体験した方にお話を聞いた>(女性・22)