秋篠宮家の長女・眞子さま(27)との婚約が内定しながらも、母親の借金疑惑のために正式な婚約が“ペンディング”となっている小室圭さん(27)。2人揃って笑顔を見せていた婚約内定会見から2年が経つ。だが、ここにきて、母の佳代さんが400万円を超える金銭を借りたとされる元婚約者と小室家側の代理人弁護士の話し合いの中で、「400万円は一切返すつもりはない」との意向が示されたことが明らかになった。「週刊文春」9月5日号が報じた。宮内庁関係者が語る。
借用書がないから強行突破できる?
「秋篠宮さまは小室家の借金疑惑について、昨年11月のお誕生日会見で『多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません』と述べられています。
ですが、小室家の方針は借用書がない以上、あくまで強行突破あるのみで訴訟も辞さないというものであることがはっきりしました。眞子さまも同じお考えなのでしょう。これでは宮さまのおっしゃった多くの人が納得して喜ぶという状況は望めません。宮さまも、呆れてものが言えないのではないでしょうか」
皇族の婚約内定者が金銭問題を抱えていること自体が異常事態というのが、国民一般の認識だろう。そもそも皇室は戦後の象徴天皇制への移行に伴って、莫大な財産を保有していた戦前のように経済力が過度に集中しないよう、日本国憲法によって大きな制約を受けている。
憲法第8条は「皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない」と厳格に規定。さらに第88条では「すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない」と定めている。
俗っぽい言い方をすれば、ようするに象徴天皇制下の皇室は、身綺麗でなければならないということなのだ。