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欧州屈指のフルバックには要注意!

畠山 トシさんは2チームの状態をどう見ています?

廣瀬 両方とも日本の9月の蒸し暑さにはなじまないと思うけど、選手はいいコンディションで挑んでくるだろうね。前回の南アフリカは僕らのことを分析はしていても、本気ではなかった。ピークを決勝トーナメントに合せていたと思うけど、今回の両チームはそうではないはず。

ラグビーW杯は9月20日開幕

畠山 僕も全く同じ意見ですね。それに両チームともうまく「改革」が進んでいます。昔はスクラムを組んでガンガン押す、いわゆるヨーロッパの伝統的なチームという印象でした。パワー重視でその分「少し遅い」ラグビーをしていましたが、最近は南半球の台頭で、どうしてもテンポを上げる必要が出てきた。それでバックスリーと呼ばれる11番、14番、15番にいい選手が揃うようになりました。今はスクラムだけでなく、展開もできるし、キックを蹴ったあとにカウンターを仕掛けることもできるという具合に緩急をつけたラグビーをするようになりました。

廣瀬 特に今の日本はキックを多用する試合スタイルなので、その処理を担当する15番(フルバック)が重要になる。アイルランドにはロブ・カーニー、スコットランドにはスチュアート・ホッグという欧州屈指のフルバックがいるから要注意。

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文藝春秋10月号

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