毎年恒例の「好きな芸人」「嫌いな芸人」ランキング。「好きな芸人」部門では、サンドウィッチマンがV2を達成。若手では和牛が大きく躍進する結果となった。一方、「嫌いな芸人」部門では、「闇営業」問題の影響を受けた雨上がり決死隊が初の1位になった(「好きな芸人」「嫌いな芸人」2019ランキング結果発表の記事参照)。
3年目となる今回は総合順位の発表だけにとどまらず、一歩踏み込んで投票データを分析した【超深掘り8千字版】を公開。「なぜあの芸人が嫌われ、この芸人が愛されるのか」を徹底的に調査し、テレビでは分からない芸人たちの「リアルな好感度」に迫っている。
地元・北海道で気を吐いたタカトシ
様々なデータの中でも、総合ランキングと違った勢力図が見えてくるのが、《地域別ランキング》。そこには“サンドウィッチマン一強”の死角も見えてくる。
まず北海道地区は、東北も近いことから“サンド勢力圏”。安定した力を見せてトップだった。そんな中で唯一、気を吐いたのが、3位の北海道出身・タカアンドトシだった。
「地元の芸人で、2人の仲の良さがにじみ出ており、同郷人として観ていてホッとする」(男・57・北海道)
札幌よしもとからデビューしたタカトシが、地元の声援に後押しされてのランクインとなった。