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【松山恭幸氏宅】信繁が使用していたと伝わる井戸

信繁が使っていたと伝わる井戸

 遍照寺の西側の直下にある松山恭幸氏の住居敷地内には、信繁が使用していたと推定される井戸が現存する。見学可だが、個人宅なので必ず玄関先でひと声かけて見学の許可を取ろう。

 また、松山氏宅北方の庭には信繁の居住地の一角をなした石垣の一部が残されている。

松山氏宅の裏庭にある石垣。上に見えるのが遍照寺の壁(※通常は立入禁止。許可を得て撮影しています)
画面左に見える天然の岸壁を利用して石垣を築いている
この辺りの石垣は信繁時代からのものも含まれていると推定される。信繁の屋敷を支えていた
下の岩盤部分は信繁時代のもので、その上の石垣は後に継ぎ足したもののようだ

取材協力/岩倉哲夫氏、松山恭幸氏、九度山町産業振興課真田丸推進室

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火坂 雅志(著)

文藝春秋
2014年11月7日 発売

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