10月4日、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の打ち上げが、東京・港区のホテル宴会場で行われた。
日本が初めて夏季オリンピックに参加した1912年のストックホルムオリンピックから、1964年の東京オリンピック開催までの52年間を描く「いだてん」は、10月1日に全撮影が終了。4日の打ち上げには出演者や制作スタッフなど、500人以上の関係者が参加した。
超高級外車で乗りつけたビートたけしの貫禄
「消費増税の影響か、会費は7000円で、これまでの大河の打ち上げの会費よりも1000円高かった。でも、集まった人数はここ最近の大河で一番多かったと思います」(NHK関係者)
18時半頃から続々とホテルに集まった出演者たち。ひときわ目立っていたのは、語り部・古今亭志ん生役のビートたけし(72)。超高級外車でホテル前に乗りつけ、「アウトレイジ」の大物ヤクザを彷彿とさせる佇まいで現れた。一方、弟子の五りん役を務めた神木隆之介(26)はメガネ姿でスタッフに頭を下げながら、そそくさと会場へ入っていった。
第一部の主人公、”日本マラソン界の父”金栗四三(かなくり・しそう)を演じた中村勘九郎(37)が姿を現したのは19時頃。黒のジャケット姿で決めた勘九郎は、登壇して披露したスピーチで、妻で女優の前田愛(36)を気づかった。この日は前田の誕生日だった。