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2019/10/24

genre : ニュース, 社会

赤坂御所でのみ茶会が催された理由

 実は前回の「即位の礼」に際しては、天皇陛下(当時)と美智子さまが国王らを赤坂御所へ、皇太子さま(当時)が王族をお住まいの東宮仮御所へ招いて茶会を催されたという。赤坂御所には秋篠宮ご夫妻、紀宮さま(現・黒田清子さん)らが、東宮仮御所には常陸宮ご夫妻らも懇談に加わられたようだ。

 しかし今回は、赤坂御所へ一堂に会することになった。現在、成年の男性皇族は秋篠宮さまと常陸宮さまのお2人のみで、二手にわかれて茶会を催すことが現実的に難しいという事情があったのではないだろうか。来日した国王や王族に対し、男性皇族による空港などでの出迎えと見送りも今回は行われないという。

秋篠宮さまと紀子さま 宮内庁提供

 今年2月の誕生日会見で天皇陛下は「雅子自身もいろいろ海外での経験もありますし、このグローバル化の時代にあって、国際的な取組など本人だからできるような取組というのが、今後出てくると思います」と雅子さまの海外経験について強調されていた。皇后陛下となられた雅子さまが、国際親善の場で時には通訳を介さず会話をされる堂々としたご様子から、これまでのご経験やキャリアが存分に生かされていると感じる人は多いだろう。

 一方で、こうした接遇の場面にも「皇族の減少」という現状が映し出されていると言える。両陛下と秋篠宮家を中心に、今後はどのように公務を分担されていくのだろうか。

宮内庁提供

「饗宴の儀」は10月中にあと3回開かれ、来月にはパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」などが予定されている。

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