1ページ目から読む
4/4ページ目

愛子さまもご覧になった「国民祭典」

 そして11月9日に開かれた、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」。 アイボリーのロングコートをお召しになった雅子さまは、「Journey to Harmony」を嵐のメンバーが歌い終えると、うっすらと涙を浮かべながら、拍手を送られていた。雅子さまが陛下に何かを語りかけられた後、一瞬涙をぬぐう仕草を見せられた。この時、愛子さまも皇居の正門近くから式典の様子をご覧になっていたという。

奉祝曲に耳を傾けられた天皇皇后両陛下 ©JMPA
©JMPA

 11月14日から15日にかけて行われた「大嘗祭」を前に、14日15時頃、皇居・半蔵門を通過される雅子さまのお姿を拝見した。沿道からは雅子さまへの声援が起こる中、落ち着かれたご様子で、手を振られていた。

 長期療養中の雅子さまだが、こうした細かな表情や雅子さまらしさを取り入れられた装いといった、静かに発信される“メッセージ”をキャッチしている人は少なくないのではないだろうか。今後も、自然な感情として涙を流される場面があるならば、やはり注目が集まるだろう。

「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」のため、大嘗宮の帳殿に向かわれる雅子さま ©時事通信社