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パープルのお帽子の奥に光った涙
雅子さまの涙に少し変化が感じられたのは、2017年12月、政府主催の「障害者週間」式典に臨席された時のことだ。
小学2年生の女の子が、障害のある弟について書いた「わたしの弟」という作文の朗読に涙ぐまれながら耳を傾けられ、あたたかな視線を送られていたことも印象的だった。雅子さまは、穏やかな笑顔で大きな拍手を送られていた。パープルのお帽子の奥に涙が光っていた。
雅子さまの涙に少し変化が感じられたのは、2017年12月、政府主催の「障害者週間」式典に臨席された時のことだ。
小学2年生の女の子が、障害のある弟について書いた「わたしの弟」という作文の朗読に涙ぐまれながら耳を傾けられ、あたたかな視線を送られていたことも印象的だった。雅子さまは、穏やかな笑顔で大きな拍手を送られていた。パープルのお帽子の奥に涙が光っていた。