2019年(1月~11月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。皇室部門の第5位は、こちら!(初公開日 2019年6月30日)。
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6月27日、天皇皇后両陛下と、公式実務訪問賓客として来日したマクロン大統領夫妻の昼食会が皇居・宮殿で開かれた。秋篠宮家の長女・眞子さま(27)と次女・佳子さま(24)などの皇族方が同席された。
眞子さまはマクロン大統領の隣に、佳子さまはブリジット夫人の隣に着席されていた。お二人は揃ってアイボリー系のスーツをお召しになり、眞子さまはストレートのロングヘア、佳子さまはほどよい巻き髪スタイルが印象的だった。
結婚の見通しについて「私は娘から話を聞いておりません」
ちょうど同じ日、秋篠宮ご夫妻はポーランドとフィンランドを公式訪問するため、民間機で羽田空港を出発された。それに先立って、記者会見に臨まれた。
いま、眞子さまのご結婚問題には、多くの国民が注目し続けている。秋篠宮さまが「娘の結婚の見通しについてですけれども、それについては、私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは、私は分かりません」と答えられたことは、多くのメディアが取り上げた。
代替わり後、秋篠宮ご夫妻の会見は初めてで、皇族が公式に海外を訪問される最初の機会となった。これまでも、秋篠宮ご夫妻は海外公式訪問を数多くなさってきたが、皇位継承第1位の「皇嗣」として、海外訪問に先立つ記者会見を行われたのも初めてのことだ。皇嗣の立場での海外訪問について、秋篠宮さまは「どのようにしたらいい訪問ができるか、国際親善ができるのかということを、常に考えながらおこなっていきたいと思っております」と述べられた。
天皇陛下や皇族方の肉声を聞くことができる機会は、とても限られている。毎年の誕生日会見に加えて、こうした海外公式訪問に先立つ記者会見では、宮内記者会から事前に質問が用意され、それに応える形での「本音」を窺い知ることができる場合もある。