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4位から6位のドラマとその理由は?

【4位 いだてん~東京オリムピック噺~(中村勘九郎 阿部サダヲ・NHK) 271点】

 視聴率は振るわなかったものの、脚本に宮藤官九郎を迎え大人気朝ドラ『あまちゃん』スタッフで挑んだ意欲作。SNSでは絶賛の声が相次ぎ「#いだてん最高じゃんねぇ」で感想を投稿する視聴者が多かった。

「オリンピックと落語で織りなした、涙と笑いに満ちたクドカンならではの一大叙事詩だったと思います。魅力あふれる一人一人の登場人物が時代の中で脈々と息づいていた文字通りの大河ドラマだった」(58・女性)
「視聴率は過去最低でも、話題性は今年ナンバー1のドラマだった」(30・男性)
「登場人物ひとり一人の泣き笑いの人生が、縁あってあちこちで繋がって、最後は大きな河の流れになった見事なドラマ。素晴らしい脚本・演出・演技・衣装・美術・VFXで、NHKにしか作れない作品だった」(60・女性)
「視聴率はふるいませんでしたが、スポーツの日本史に焦点を当てたことや主人公たちの競技(または五輪誘致)への情熱、細かな伏線がいくつも絡み合っては絶妙に回収されるストーリー構成などに大きく惹かれ、個人的には歴代No.1大河ドラマとなりました」(44・女性)
「はた迷惑で個性的な面々が繰り広げるドタバタ劇は実に愉快で痛快。なおかつ権力の横暴さについても考えさせられました」(58・男性)

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『いだてん ~東京オリムピック噺~』記者会見の阿部サダヲ、中村勘九郎、宮藤官九郎 ©️文藝春秋

【5位 グランメゾン東京(木村拓哉・TBS) 206点】

「久しぶりの主演ドラマなのに木村拓哉のシェフ役がすごく合っている。『SMAP×SMAP』の人気コーナー・BISTRO SMAPを思い出す」(47・女性)
「恋愛中心じゃなくて大人っぽくてカッコいいドラマ。木村拓哉が好きじゃないのに思わず『かっこいい!』ってなる。相手役が売り出し中のイマドキな人気女優さんじゃないのも良い」(56・女性)
「料理を、食材から作る過程をきちんと見せ、出来上がりも美しい。料理への敬意をきちんと払っている」(65・男性)
「木村拓哉らしい“キザ”なキャラクターも残していて、見ていて安定感がある」(35・男性)
「料理の素晴らしさと人間関係も描きながら、同時並行で過去の事故の憎悪を料理で解決していく面白いストーリー展開」(44・男性)

【6位 あなたの番です(田中圭 原田知世・日テレ) 187点】

「誰が犯人なのか、毎日自分なりに考察しながら見てました。こんなに次週が待ち遠しいドラマは久々でした」(58・男性)
「毎週、考察をノートに書いて、子供たちと一緒にテレビにかじりついて見ていました。日曜の夜が待ち遠しい半年間でした」(46・女性)
「毎回ドキドキハラハラで、面白すぎて友だちや家族でも話題にしていました。田中圭さんと原田知世さんのラブラブ夫婦にも癒されました」(20歳・女性)
「25年ぶりの2クール連続放送など、マンネリ化するドラマ界に革命を起こした」(52・男性)
「登場人物すべてが怪しく見える展開と演出が素晴らしかった」(38・女性)

『あなたの番です』ポスター