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2020/01/18

genre : ライフ, 教育, 政治

「安倍首相の判断に脱帽だ」と語った人は?

 長谷川幸洋さんも千葉高校OBだ。1953年生まれ、慶應義塾大を経て1977年、中日新聞に入社した。のちに東京新聞に移り論説副主幹を最後に退職した。いま、政治動向を伝えており、2019年参議院選挙についてこう論評している。

「私は、消費税増税を訴え、参院単独で戦う選挙戦は『政権に厳しい結果が出てもおかしくない』と思っていたが、予想以上の健闘だった。安倍首相の判断に脱帽だ。(略)参院で改憲勢力が3分の2を確保できなかったので、当面は改憲の実現性が遠のいた。とはいえ、見方を変えれば、与野党がじっくり腰を据えて議論する時間を得た形になる。安倍政権は野党勢力内の改憲派と一致点を探るチャンスと捉えるべきだ」(夕刊フジ「ZAKZAK」2019年7月28日)。

 2018年、長谷川さんが司会を務めた東京MXテレビ『ニュース女子』の沖縄報道について、「基地反対運動について事実でない内容がある」と批判される。勤務先の東京新聞からも厳しい声があがった。これについて、長谷川さんは「社外で発言することが自社の報道姿勢と違っていても、それを保障する言論の自由を守ること」という旨の反論を行っている。

安倍総理からも信頼 作曲家すぎやまこういち氏

 すぎやまこういちさんはドラゴンクエストの作曲家で有名だ。1931年生まれで、千葉高校の前身、旧制千葉中学に通っていたことがある。他校に転校したため、千葉高校を卒業してはいないが、OBと数えておこう。

すぎやまこういち氏 ©時事通信社

 すぎやまさんの安倍総理への愛情は千葉高OB随一であろう。安倍総理からも信頼されており、2019年11月、産経新聞の「安倍日誌」で次のように伝えている。

「東京・若葉のフランス料理店『オテル・ドゥ・ミクニ』着。作家の百田尚樹氏、評論家の金美齢氏、ジャーナリストの櫻井よしこ氏、有本香氏、作曲家すぎやまこういち氏と会食」(11月21日)

 2012年、第二次安倍政権が誕生した後、すぎやまさんは、こう話している。

「安倍政権に対する不安は、現在のところありませんが、足を引っ張ろうとする勢力がたくさんいるのが心配ですね。特にメディアは、揚げ足取りをしてでも引きずり下ろそうとする。それが不安です」(「FRIDAY」2013年2月22日号)

 また、2017年7月、すぎやまさんは会見でこう話している。

「安倍晋三さんのスピーチの時だけ、僕が聞いて感じたのは、中音部以下のやや低音域にちょっと、あのイコライザーをかけつつエコーをつけて、リバーブをつけてモヤモヤっと聞こえにくくしている。僕は見ててもう商売柄、やってるなと思いました。やってますね。あれ。音楽やって録音の作業をプロでやっていますから、それははっきりわかりました」

 すぎやまさんは、「放送法遵守を求める視聴者の会」代表呼びかけ人をつとめていた(2017年3月、代表は百田さんに交代)。TBS、テレビ朝日の報道番組の「偏向」を厳しく批判していた。