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「子どもの反抗期を思うと怖いです」
――向井さんご自身は、反抗期はあったのですか?
向井 ありましたよ! だから、人のことは言えないんですけどね。
中学生のころは、ドンピシャ反抗期。親と口をきいていませんでした。うちの子はいま4歳ともうすぐ2歳なんですが、将来を思うと怖いです。反抗期の子を真っ向から迎えたところで、毎日喧嘩になるだけでしょうから、「ハイハイ、やってるな」と笑い飛ばせるくらいじゃないともたない気がします(笑)。そんな余裕を持ちたいですね。
――小さい子どものまま、ずっといてほしいと思いますか?
向井 それはたまに思います(笑)。まだまだ素直ですからね。
今でも変わらずに父を尊敬
――向井さんご自身は、お父様をすごく尊敬されていたそうですね。
向井 うちの父は元ラグビー選手だったので、スポーツが達者で、野球やラグビーを教えてもらいました。僕の中学にはラグビー部がなかったので、サッカー部に入りましたが、もしもあったら、ラグビーをやっていたと思います。
僕が子どものころは、チャイルドシートはまだなく、いつも車の助手席に座っていました。床に足の届かない僕の隣で、大きな車を運転する父親は、それだけでも尊敬に値するくらい、かっこよく見えました。いまでは身長も体重もとうに追い越しているのでしょうが、それでも変わらず父を尊敬しています。
――ご自身も子どもたちに尊敬される父親でありたい、と思いますか?
向井 まあ、それは彼らが決めることですからね。ただ、アウトドアやスポーツなんかは教えたいですね。