恋愛で不満や後悔を抱えている、妖怪女子を筆圧高く分析、『なぜ幸せな恋愛・結婚につながらないのか 18の妖怪女子ウォッチ』を書いたぱぷりこ。恋愛相談を募集したところ、「うってつけの相談がきた」とのこと。前回の回答に続いて、根深い悩みを筆圧高くお焚き上げする第2回!
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相談内容(要約。詳細は第1回に)
メイコさん(29歳)は医療系で働くバリキャリ。遠距離恋愛中の彼(31歳)から結婚を考えていると言われたが、親が結婚話に猛烈に反対している。理由は彼が閑職と呼ばれる部門で働いているから。もし結婚するなら絶縁とまで言われている。父はハイスペモラハラ男子、母は専業主婦のメンヘラまっさかり。結婚してよいかと思う半面、彼にも、もっと頑張ってほしいと願ってしまい、どうにも結婚に踏み切れない。まわりには、親から祝福されて、実績を作ろうとがんばる男子と結婚していく人たちがいて、つい嫉妬してしまう。
ぱぷりこの回答・考えても無意味なことに思考リソースをとられすぎている
さて、第1回で、メイコさんはわくわく★妖怪女子チャートでは「迷走×餌」のハイブリッドであり、「親」という大妖怪を起点にして妖怪男を経験してきたことを明らかにしました。メイコさんのご両親は子どもより自分の感情を優先する毒親で、どんな努力をしたところでこの「前提」を変えることはできません。というところまでが前回の回答です。
さらに、この問題を解決するためには「自分でコントロールできる/できない」を切り分けることが必要です。
メイコさんは現状、この「コントロール可能・不可能」な条件の切り分けがまったくできていないように思われます。メイコさんの現状を取り巻く要素を分類してみましょう。