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北海道知事・鈴木直道(38)、愛犬「まめ」から教わる政治家としての姿勢

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鈴木知事の考える「動物愛護」とは

©財界さっぽろ

 また同誌では「動物愛護」に関しても、自身の考えを下記のように語っていた。

――災害時のペット対策について。

「ペットは家族。同行避難できる体制を強化していかなければと思う。現在はまだ市町村によって受け入れ態勢に差があるため、共に考えていきたい。一方、避難場所には動物の苦手な人やアレルギーを持つ人がいる可能性もある。相互を守る策が必要だと考える」

 

――殺処分や保護犬ゼロに向けて、課題は。

「犬と暮らす者として、飼育放棄や虐待の報道はとても胸が痛い。動物は可愛いが、計画的に迎えなければ、不幸な結果を招くこともある。最期まで共に生きる覚悟を持ってほしい。北海道全体で動物愛護や終生飼育の意識を高める啓発をしながら、保護団体の方々とも協力し、不幸なペットをなくしていきたい」

 

――近年、ペット用の道産フードが増えていることについて。

「我々人間と同じく、ペットフードの地産地消も賛成したい。我が家のまめにも、エゾシカジャーキーなどを与えている。道産ジビエなどを使用したフードから、北海道の魅力を発信していきたい」

 ◆ ◆ ◆

 香港では、新型コロナウイルスが犬にも感染したと報道されている。3月14日(土)発売の「財界さっぽろ」4月号では、新型コロナウイルスをめぐる道内の影響などを特集する。飼い主がウイルス感染した際のペットへの対処法も掲載予定だ。

財界さっぽろ 2020年4月号[雑誌]

 

財界さっぽろ

2020年3月15日 発売

北海道知事・鈴木直道(38)、愛犬「まめ」から教わる政治家としての姿勢

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