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ミス候補者の半年間は“禁欲状態”の悶々でヤバかった

 結城は奔放な性生活を続けながら、それとは正反対のペルソナを作り上げていた。しかし次第に“本当の自分”との乖離による懊悩が募っていったという。それがピークに達したのが大学時代だった。

「大学入学後は、1人の男性と年単位でお付き合いすることが増えたので、経験人数のペースは下がっていきました。そしてミスキャンに出場することが決まり、学校の名前を背負ってミス候補者として活動していた半年間に至っては、異性関係はゼロ。禁欲状態で悶々としてヤバかったけど、学校の名前に傷をつけるわけにはいかなかったので……。当時は清純派を演じることで精いっぱいだった。当時はよく『暗い』『ミスキャンっぽくない』と言われていましたね」

 結城がミスキャンパスグランプリを獲得した際、「週刊文春」は当時の結城のグラビア撮影をしている。2016年12月8日号の巻末グラビア「ミスキャンパス図鑑2016」にその姿があった。ブラウンのノースリーブとグレーのスカートを着てカメラに笑顔を向けているが、確かにその表情は少し無理をしているようにも見える。

「週刊文春」が3年前に撮影していた大学3年次の結城 ©文藝春秋

「ミスキャングランプリを獲った直後に、友人を通じて知り合った人と約3年間付き合いました。ただ本当は1人に限らずもっとたくさんの人とセックスがしたかった。交際中に浮気を試みたことがあるのですが、ことごとくバレてしまって。『ああ、浮気は向いていないんだな』と気づきました」

「女優デビューに“復讐”という意図はない」

 この3年間交際したという男性が、前述の“復讐ツイート”の相手だという。ツイートの内容に関して聞くと、結城は「私が勝手にやった炎上商法です」と告白した。

「あれは勢い半分の冗談のつもりでした。元カレが私のことを『元カノがAVデビューした』とツイートしているのを見て、事務所にもメーカーさんにも言わず、独断でリプライ(返答)してしまって……。自分でも信じられないくらい拡散されてしまって驚いています。ご迷惑をおかけしてしまいました。 別れた理由はよくある男女の喧嘩、恋人同士のトラブルにすぎません。AV女優デビューには“復讐”という意図はないんです」

心なしか表情は硬く見える ©文藝春秋 

 ただ、彼とのお別れがAVデビューのトリガーとなったのは事実のようだ。
 
「特定の男性と長期間お付き合いするのも楽しかったのですが、自分の性欲を満たしきれず、フラストレーションがたまっていたのかもしれません。破局して男性関係が自由になったことで性欲が爆発しました。そしてAV女優の道に進むことを決めたんです」

セックスする姿を多くの人に見てもらいたい

 デビューにあたっては、誰にも相談せずに1人で決めたという。

「決意したのは昨年11月頃です。もっとセックスがしたい、そしてその姿を多くの人に見てもらいたい。その欲望をかなえるためにはAV女優以外の選択肢はありませんでした。もともと役者志望だったこともあって、人に見られるのが好きなんです。これまでちょっと格好つけていたのですが、これがAV女優になった本当の理由です。

 ミスキャングランプリという肩書きによって築かれてしまった“清純派”というイメージがずっと息苦しかったのですが、AVの世界だったら逆に利用できるかもしれないとも思いました」