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小雪は“スローライフ”、柴咲コウは“会社社長”、米倉涼子は…… なぜいま大物女優がライフシフトを始めたのか

2020/04/10
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“視聴率女王”は「挑戦する」けれど、具体的な活動はまだ内緒?

 柴咲が大手事務所退所後の道筋をたて、スムーズに独立した一方で、見切り発車ではないかと囁かれているのが、あの “視聴率女王”だ。

《「Desafío」はスペイン語で「私は挑戦する」という意味で、今後は「新しい事にも積極的に挑戦していきたい」という想いを込めてこの社名を考えました。具体的には……笑 まだ内緒です……笑 ゆっくり探していきます。でも私らしく頑張ります!》

米倉涼子の新たな公式サイト『Desafío』

 4月3日、謎めいたメッセージとともに公式サイトをオープンしたのが米倉涼子(44)。ホントに内緒なのかもしくは決まっていないのか、サイトには詳細が記されておらず、仕事・取材依頼のフォームへのリンクがあるのみだ。所属していたオスカープロモーションを退社し、一個人として活動していくのだという。

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「すわ結婚か!と芸能マスコミはざわめきました。今年1月に『女性自身』がスクープしたアルゼンチン人ダンサーとの交際も順調なようですからね。でも本人は、『結婚は一回してみたし、入籍にこだわることはない』と言っているそうで、良きパートナーとしてアルゼンチンタンゴの師匠として、寄り添っていくつもりのようです。『彼と一緒に世界をまわりたい』とのことでした」(芸能デスク)

オスカーの猛烈な売り込みから急成長

 有名女優を多数抱えた“美の殿堂”オスカープロモーションはここ数年波乱含みだ。事務所内のイザコザで社員数十人が辞め、退社するタレントも後を絶たない。昨年末の忽那汐里、今年1月の草刈民代、そして3月のヨンアと岡田結実と、次々とオスカーを離れている。

オスカーを退社したヨンア(右)と米倉(2020年4月8日米倉本人のinstagram)

「なかでも米倉は事務所の稼ぎ頭でした。1992年、彼女が高校生のときに全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞してモデル部に所属しましたが、20代半ばから女優に転向。決して“演技派”ではなかったし、背も高すぎたためその頃需要があった“可愛い女のコキャラ”でもなかったので、しばらくはパッとしませんでした」(テレビ局関係者)

それでもオスカーは猛烈な売り込みをかけ、当初、業界は戸惑ったという。