小雪と松山の「半分田舎生活」とは
「自分たちの生活で、ゴミを捨てずに生きることが体験できるように、地方で半年住む生活を始めたところ。東京にいる間なかなか畑仕事はできないけど、夏場や春の間は、自分たちで野菜を作って自分たちで食している。鶏も飼ったりして、自分たちのゴミを出さずに、鶏さんたちにあげている」
さらに、「5歳から玄米食で育っている。物心つく手前で、『なんでウチのご飯は茶色なんだろう?』とずっと思っていた」、「幼少期から実家では、小魚と豆腐がメインでウチはお金がないのかなと思っていた」とトークし、会場が盛り上がったという。
「彼女の『食』へのこだわりはよく知られた話です。味噌も自分で仕込むし、麺類も粉から自分で打つ。夫である松ケンはその若さもあり油モノや牛丼などが大好きだったが、自宅では小雪特製のゴマときな粉入りミルクが朝ごはんだったようです。松ケンが撮影現場の油ギッシュなケータリングをおいしそうに食べながら、『こんなの見つかったら怒られるなぁ』とボヤいていた姿をよく覚えてます」(映画関係者)
だが、姉さん女房の“食育”の甲斐あって、松ケンもいつしか自然派に。子育て環境を最優先するため身軽になった結果が、エイベックスとの契約解消ということなのだろう。
しかし大手事務所を離れ、個人事務所でマネジメントしていく際にはいくつもの課題があるという。
「ドラマの主演や大手企業のCMなど、大きな案件は大手事務所だからこそ取れる。個人事務所に移行すると、仕事を減らす、仕事の種類を絞ることが多いのです。ただ小雪のように、子育て優先で仕事をセーブするというのであれば問題はないでしょう。小雪の場合はもともと家族経営の個人事務所があったわけで、新たに会社を設立する必要がないのでスムーズな“独立”だと言えます」(芸能デスク)