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「地域経済の影響まで見越していたようには思えない」
ある自民道議は不快感を示す。
「鈴木知事が“根回し”をしないのはいまに始まったことではない。コロナの件に限らず、『明日、マスコミに抜かれる(報道されてしまう)から……』と、道庁幹部が慌てて説明しに来るケースが多い」
経済界にも不満が漂う。観光業、飲食業を中心に道内経済もコロナ禍が直撃している。緊急事態宣言以降、状況はより深刻化した。
札幌の経済人は「地域経済の影響まで見越していたようには思えない。それくらい唐突で独断的な宣言だったようにみえた」と打ち明ける。
全国最年少で知事に就任して丸1年。4月15日発売の月刊誌「財界さっぽろ」5月号は、「不惑のリーダー 鈴木直道の“光と影”」と題した特集を組んだ。
苦難の生い立ち、日本一貧乏な市長を経て、道政トップになるまでの“波瀾万丈”の人生を振り返った。加えて、知られざる人脈から、まさかの1期知事退任説の真偽、麻奈美夫人とのなれそめなど、“時の人”鈴木知事にスポットを当てた。
そのほか、デビュー20周年を迎えた“演歌界の貴公子”山内惠介の特集も掲載している。
「財界さっぽろ」5月号は、最寄りの書店でお取り寄せ可能。Amazonでも予約を受け付けている。