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A氏の勤める「X」の店長を直撃した。
店長は直撃に「(発熱の)C子は卒業です」
——新型コロナウイルスの取材をしておりまして、B子さん、C子さんが発熱されたとうかがったのですが。
「誰が話しているんですか? 熱は出てないです。出ていたら出勤はさせないので」
——C子さんはなぜ辞めたのですか? 熱を出し、店長が病院に付き添ったそうですが。
「C子は卒業ですので、そこまでお答えすることではありません。熱も出てないですし、私も病院には行ってません」
——お客様から発熱したというメールはありますか?
「掲示板やメールやアンケートには冷やかしで来ていますが、発熱者はいません。お客様にも女の子にも我々は検温を徹底してますので」
——休業要請が出ている中で、お店を続ける理由は?
「我々は川崎のソープランドの組合に加盟しております。そこに川崎市からお話はきていますけど、そこの組合長から『各社の判断に任せます』と連絡がきてますので営業しています」
——発熱がない場合でも感染の可能性はあります。
「無症状感染がどこまで本当かわからないですし、組合から閉めてくれと言われれば閉めます。まあ、僕は会社のオーナーではないので、1人では決められないです」
4月26日、千葉市栄町のソープランドでは従業員が発熱を訴え新型コロナウイルスの陽性が発覚、店舗は臨時休業しHP上で感染を発表した。
「X」のような店舗はまだまだある。川崎をはじめ日本一の遊郭・吉原でも、5月に入って多くの店が営業を再開している。