妻の顔を叩くなどしたとして、5月16日に自宅で現行犯逮捕されたタレントのボビー・オロゴン(54)。18日午後10時すぎには釈放され、警察署に集まった報道陣の前に黒いスーツ姿で現れ、頭を下げた後、無言で立ち去った。
「浦和署によると、ボビーの妻から『顔を叩かれた』と110番通報があり、自宅に駆けつけた警察官に逮捕された。現在もボビーは容疑を否認している。警察は今後、任意で捜査を続ける方針です」(現地記者)
「ガスを止められた」「家を売るから出て行け」
人気番組「YOUは何しに日本へ?」(テレビ東京系)のナレーションをつとめるなど、バラエティー番組を中心に活躍しているボビー・オロゴン。そんな彼の明るいイメージを覆した今回の事件だが、さらに彼に追い打ちを掛けたのは、逮捕後の妻による「DV告白」だった。
「逮捕翌日の17日、自宅前でボビーの妻自ら、報道陣に対して『ずっと我慢してきた』と涙ぐみながら、ボビーのDVを告発したのです。それも、警察に伝えたというDVの内容がかなり過激だった。『(夫婦喧嘩の)きっかけは夫から嫌がらせでガスを止められてしまって、他にもこの家を売りたいから今すぐ出て行ってくれと言われました。そうでなければ離婚届をとっとと書いて渡せと。そういうところが長年たくさんあった』というのです」(同前)
いったい現場で何が起きていたのだろうか。関係者らが口にするのは、ボビー・オロゴンのテレビで見せるイメージとは異なる「別の顔」だった。