庶民派イメージだったが…
ナイジェリア出身のボビー・オロゴンは、2001年から出演した「さんまのSUPERからくりTV」(TBS系)でブレイク。さらに、「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」で格闘家としてデビューしている。
「『SUPERからくりTV』では、アドゴニー・ロロさんやセイン・カミュさんらと街頭インタビューやニュースを読み上げる企画などを行い、デタラメな日本語が面白いと大ブレイク。2004年には『史上最強の素人』として格闘家デビュー。翌05年には元横綱・曙さんと対戦し勝利を収めています」(テレビ関係者)
2007年には日本国籍も取得したボビー。生活の拠点としていた埼玉では、家族仲睦まじい姿が度々目撃されていた。
「ゴミ捨てにボビーさんが出てきて、『こんにちはー』と挨拶を交わしたり、近くの公園で子供を遊ばせる姿を目撃していたので、家族は仲の良いイメージでした。だから逮捕当日、ボビーさんの家の前にパトカーが数台停まっているのが見えたときも、なにか事故でもあったのかなと思っていたんです」(自宅近くの住民)
別の地元住民も、今回の事件に首をかしげる。
「テレビに出始めくらいでお金がない時は、県営住宅に住んでいた。商店街でも人気者。よくケンタッキーを食べているのも見かけました。子供たちから人気で、絡まれてもテレビと変わらず『おい~!』とふざけていました。『曙なんて楽勝だぜ』と子供たちに豪語していたこともあった。だから今回の事件には驚いた」(以前住んでいた北浦和の住民)
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しかし、そんな庶民的なイメージとは打って変わって、ボビーに近い関係者からは“カネ”や“暴力”にまつわるエピソードが出てくる。
仮想通貨トレーダーの男性は、ボビーについて次のように打ち明ける。