陛下のスペイン語授業に参加された愛子さま
4月7日、スペイン王室の公式アカウントが国王のフェリペ6世と天皇陛下が電話で対談されたことをツイート、現地メディアも取り上げていたことは記憶に新しい。
El Rey ha conversado telefónicamente esta mañana con el Emperador de Japón Naruhito para hablar de la respuesta de ambos países ante el #COVID19 la solidaridad y la colaboración internacional en la salida global ante la pandemia @MAECgob @MofaJapan_en @JapanEmb_Spain @EmbEspJapon pic.twitter.com/o15R98uvSv
— Casa de S.M. el Rey (@CasaReal) April 7, 2020
天皇陛下はスピーチや会話に備えられ、英語以外にフランス語、スペイン語を学ばれている。愛子さまもお小さい頃に、スペイン語の授業に加わられたことがあるという(産経ニュース2019年5月5日)。スペイン語圏は20カ国以上に広がっていて、もしかすると陛下は、愛子さまには英語よりも先にスペイン語に触れてほしいというお考えがおありだったのかもしれない。
〈10年以上にわたり、スペイン語を教える同国出身のカルロス・モリーナ氏(66)も「世界の国々をよく理解し、素晴らしい天皇になられるに違いない」と後押しする。(中略)
外務省でスペイン語の主任講師を務めていたモリーナ氏に、宮内庁から陛下の講師へと依頼があったのは平成18年。ライフワークである「水」問題の国際会議がスペイン語を母国語とするメキシコで開かれるのを前に関心を持ち、習得を望まれたという。
以来、多い時は週1回、最近は月1回程度、お住まいの赤坂御所で講義。「読解力は欧州の基準で中程度。どんなテーマでもゆっくり話せば理解でき、きれいなスペイン語で返される」(モリーナ氏)。
生徒としての陛下は、勤勉でまじめ。長女の敬宮(としのみや)愛子さまが授業に加わり、陛下が文法の問題に取り組まれている間に、モリーナ氏と遊びながら会話を楽しまれることもあった。〉(同前)
学習院女子高等科では、英語のほかにフランス語やドイツ語を学ぶ機会が設けられているようで、愛子さまが大学でスペイン語を選択されたことは自然なことのように思える。