「一緒に写真撮りましょう!」
ハロウィーンで賑わう渋谷。ディズニー映画「アラジン」のヒロイン“ジャスミン”のコスプレ姿で突然話しかけてきた少女が、当時16歳の木村花さんだった。出演していた「テラスハウス」では強気なキャラクターだったが、7年前に彼女と知り合った知人男性が明かしたのは、寂しがりやだった木村さんの“素顔”だった。
女子プロレス団体「スターダム」の看板レスラーで、恋愛リアリティー番組「テラスハウス」にも出演中だった木村さんの突然の訃報。まだ22歳だった彼女は、テラハファンたちからの誹謗中傷SNSに悩んでいた。
「木村さんが亡くなった都内の自宅マンションからは、遺書のような手書きメモが見つかっている。母親に宛てて『産んでくれてありがとう』などと書かれていた。自殺とみて間違いないでしょう。ベッドの近くからは薬剤の容器も見つかっており、有毒ガスを発生させて自殺をしたとみて、警察は捜査しています」(社会部記者)
第一発見者は心配して駆け付けた母親の響子さんだった(43)。響子さん自身も元女子プロレスラーだった。
《木村花を応援してくれたかた 仲良くしてくれたかた 愛してくれたかた 守ってあげられなくて ごめんなさい 辛い想いをさせて ごめんなさい あなたが辛いと 花も辛いから どうか楽しく元気な花を 心に置いてあげてください 花が伝えたかったことを カタチにするために もっと強くなります》(5月24日、響子さんのツイッターより)