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肉のハナマサに取り憑かれた男・ゆってぃが教える、「ちっちゃいことは気にしない」究極の活用術とは

月イチで開催する「肉のハナマサ祭り」ってなに?

2020/06/13
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ちっちゃいことは気にしない「肉のハナマサ祭り」

 ハナマサで買い物する気持ち良さを知ってから、僕が月イチで始めたのが「肉のハナマサ祭り」です。これは、ひと月分の肉を大胆にも一気買いしてしまおうというイベントです。

 冷凍庫の肉が減ってきたな……と思ったら、“祭り”の始まりです。財布を持ってハナマサに向かい、ちっちゃいことは気にせずに食べたい肉を次々と詰め込んだら、パンパンのカゴを持ってレジに並びます。

 

 時々、レジの人が不思議そうな顔をすることもあります。というのも、普通だったら「この人、今夜は肉じゃがかな、それともカレーかな」と、レシピがだいたい予想できるような買い方をするじゃないですか。ハナマサには野菜や魚、調味料なども売っているので。

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 でも、僕が買うのは肉だけ。しかも「どこの業者だよ」ってくらいえげつない量を、1つのカゴに無理矢理押し込んでいるので、レジの人が不審がるのも無理ないです。ただ、その好奇な目を感じながら大量の肉を買うのも快感なんです。

「肉のハナマサ祭り」のクライマックスは……

 そうやって買った肉を、お馴染みの黄色いレジ袋に入れて、手がちぎれそうになりながらなんとか持って帰ります。こうしてようやく家について、はあ終わり……かと思いきや、「肉のハナマサ祭り」はここからがクライマックスです。

 まずは買ってきた大量の肉(牛・豚・鶏)を、袋から取り出します。そして机の上にサランラップを敷き、肉をせっせと200gごと綺麗にのせて、どんどん小分けしていくんです。これを繰り返しているうちに、僕はどんな種類の肉でも手づかみで200gに分けられるようになりました。このことを自分では「降りて来た」と呼んでいます。

 

 大量の肉を全て小分けしきると、目の前には200gに分けた肉たちが綺麗に積み上げられたタワーが出来ます。これを見上げる瞬間も、また快感です。そして冷凍庫に全ての肉をぶちこんで、祭りは終了です。