大澤氏のタワマンに招かれた
だが、メッセージのやり取りだけでは済まなくなってしまう。2月28日、A氏は大澤氏から本当にマンションに招待されたのだ。
2月28日、横浜市内でミュージックビデオの撮影を終えると、A氏は1人で大澤氏が準備した黒塗りハイヤーに乗りこんだ。若手アイドルは電車移動、もしくは大型バンなどでの送迎が一般的だが、A氏への扱いは特別だった。不審に思ったスタッフに行き先を聞かれ、「大澤さんと会う」と答えると、現場には微妙な空気が流れたという。
「ハイヤーがマンションに着くと、大澤さんが待っていました。これまで見た事もないような高級なタワーマンションで、エレベータは凄い速さで東京の夜景が一望できる高層階に上がっていきました。部屋に入ると大きなホールケーキとお寿司が準備されていました。ソファに座り、その日の撮影の話をすると、『ごめん、少し仕事が残っているんだ』『戻ってくる』と言って、大澤さんは僕をハグして、そのあとキスをしてきたんです」
「こうなるだろうなと予測はしていた」
A氏はまだ20歳を過ぎたばかり。大澤氏が外出し、部屋に1人残された後、今後の芸能人生について思いをめぐらせたという。
「僕は小さい頃からハロプロやジャニーズが好きでアイドルに憧れていました。売れるためなら、こういうことは乗り越えないといけないことだと思っていました。ドラマでも芸能界のこんな裏側は見た事があります。有名になるためにも頑張らないとって……」
後悔もあったが、もう後には引けなかった。すると外出先の大澤氏からこんなLINEが届いた。
《約束のキスしたからね》(2019年2月28日21時15分)
《いま戻ってる》(2019年2月28日23時00分)
「戻ってくるなり、大澤さんは1人でお風呂に行きました。その間、ソファに座ってスマホをいじって待ちました。お風呂から出て、髪を乾かしたあとの大澤さんは缶チューハイを片手に隣に座ってきました。やはり後悔がありました。
スマホで動画を見ていると、『A、かわいいね』などと囁かれ、下を向いていると、『眠たいの?』と聞かれ、『眠たい』と答えると、突然ハグをしてきました。ただ、キスをした時からこうなるだろうなと予測はしていた。拒否はしませんでした。再びキスをしたら今度は舌が入ってきて、大澤さんが部屋の電気を消し、真っ暗になったところでソファからベッドに移動しました」