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ベッドでアイマスクをつけたまま……

 大澤氏はA氏の服を脱がせ、全身にキスをしてきたという。

「大澤さんは突然『蒸気でホットアイマスク』を渡してきました。その時は、自分を労ってくれているのかなとも感じたのですが、アイマスクを着けた瞬間、大澤さんは『絶対外さないで』と言って、同時に『カシャッ』とフラッシュを焚いて写真を撮りました。

 写真を撮られたとわかったとき、『ありえない!』と思ったけど、何も言えなかった……。その後はアイマスクをつけたまま、股間をまさぐられました。何も見えないまま、横たわっていたら大澤さんが僕の口元にまたがって、『なめて』と自分の性器を押し付けてきた。手で触ろうとしたら『手では触らないで』『口でして』と言われて……、されるがままに応じました」

風呂場にはA氏が当時愛用していた「いち髪」が用意されていた

「演技をしていたけど、惨めで、とてもつらかった」

 大澤氏はA氏のズボンを脱がすと、再びカメラを向け、A氏の下半身を撮影しながら卑猥な言葉を発し続けたという。

「演技をしていたけど、惨めで、とてもつらかった。早く終わってほしいということだけを考えていました。終わった後、ようやくアイマスクをとらせてもらい、そのまま添い寝の状態でしばらく話をしました。『そろそろお給料上がるの?』『そろそろ契約書の更新がある』といった会話をしたように記憶しています。照明は暗いままでした」

直撃取材に答えるA氏

 午前3時、大澤氏はスーツに着替え、A氏を残し部屋を後にした。

 A氏はひとまず解放されたことに安堵したという。だが、5分後に送られてきたLINEに青ざめ、自分がしてしまったことを悔いた。

《大好きだよ(中略)ずっとそばにいな》(2019年3月1日)

 メッセージには、行為中に撮影されたあられもない姿のA氏の画像が添えられていたのだ——。

大澤氏が撮影したA氏の写真。アイマスクをつけてベッドに横たわる様子が写っている

大澤氏は「彼から誘ってきた」と回答

 #3にて詳述するが、大澤氏は取材班の直撃に対し、A氏をマンションに招いた理由として、「Aを辞めさせたくなく、よかれと思ってやった。彼から誘ってきた」と回答している。だが、A氏の裸を撮影し画像を送りつけた理由について聞くと、大澤氏は声をつまらせ黙り込んでしまった。

©文藝春秋

 大澤氏は47歳、A氏は20代になったばかりの若者だ。芸能界での地位も権力も天と地ほどの差がある。大澤氏に言われるがまま、A氏が性的な要求に応じてしまったことを責めることは出来ないだろう。それどころか、行為中の裸の画像を撮られ、見せつけられたA氏の恐怖はいかばかりだったか。

 しかも、A氏が苦しんだのはこの日だけではない。大澤氏はその後も、プロデューサーという立場を利用して、仕事中でも構うことなくA氏の肉体を求め、卑劣なLINEはエスカレートしていく。(#3につづく)

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