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《マンションを使っていいよ》

 2人のLINEでの会話は虎の絵文字と、猫の絵文字が多く使われた。虎は大澤氏、猫はA氏を意味していたという。大澤氏に変化が現れたのは2019年の正月。A氏は大澤氏と1月1日から3日間で100件以上のLINEのやりとりを行っている。

「東京に遊びに行こうと思っていて、そのことを話したら、大澤さんが持っているマンションを使っていいよと。僕が愛用するシャンプー『いち髪』も準備してあげるとか、お寿司をおごってあげるとか、優しい言葉が多かったです。ただバナナの絵文字を使ってきたり、『俺とひっついて寝たい?』とか、かなり露骨な言葉が入ってくるようになった。僕も話を合わせていたのですが、何だかおかしな方向に会話が進んでいきました」

大澤氏とA氏のLINE
A氏が大澤氏に招待されたマンション

 A氏に迫る一方で、大澤氏が送るLINEのメッセージには、所属タレントにセクハラをしていることの自覚と躊躇も垣間見える。

《うちのタレントだからちゃんと一線引かないとなのになぁ……》(2019年1月25日0時4分)

大澤氏とA氏のLINE

《これ以上仲良くなっても大丈夫なのかなぁ?(虎と猫の絵文字)》(2019年1月27日15時20分)

エスカレートする大澤氏のLINE

 A氏は大澤氏に気に入られたい一心で話をあわせたという。すると、がぜん大澤氏のLINEはエスカレート。大澤氏はA氏に対する欲望をむき出しにするようになった。

《好きだよ(Aは)次いつ東京なんだろ キスしてひっつこぅ(中略)会いたい》(2019年2月2日3時56分)

《俺だけのAでいなよ 今日は寝る前のAの動画欲しいなぁ…》(2019年2月2日4時42分)

《振付Aの為にガッツリ変える Aの振付難しい変えてくれアピールが凄かったから(略)Aを中心とした振付にガラっとしろと●●(※振付師の名前)に指示しといた》(2019年2月15日9時31分)

A氏を直撃取材した ©文藝春秋

 LINEでのメッセージやり取りの中だけなら、話を合わせても実害はない。タレントとしての成功を夢見るA氏の中にも打算はあったという。

「この人に好かれていけば、もっと仕事が頂けるのかなと思うところもあった。今思えば馬鹿だったと思います。同時にグループの人間関係が嫌で、脱退も考えていて、大澤さんの権力を借りたいとも正直思っていました」

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