「オーバードライ」が気になる?
髪の毛に熱を与えすぎてダメージを負うことを「オーバードライ」と呼びます。これを警戒してドライヤーをためらう方もいるのではないでしょうか。また「ドライヤーはダメージになる」というイメージもあると思います。
これに関しては、全然気にすることはないと思います。もちろん、同じところにずーっと熱が当たると、髪の毛はダメージを負いますし、乾かしているつもりで髪の表面にばかり熱を当てると、オーバードライになってしまう可能性はあります。
しかし、そもそもドライヤーをする行為はめんどくさいことなので、「オーバードライ」になる前に疲れてしまう方が多いと思います。「そもそもそんなにドライヤーに時間かけてないよね?」ってことです。
「最後に冷風」はそんなに必要ない
美容師さんに「ドライヤーの最後に冷風で乾かす」ことをオススメされた方もいるのではないでしょうか? 「乾かし終わった後に、冷風をかけることでヘアスタイルが固定される説」ですが、これは理論上正しいと言えます。たとえば、アイロンやコテは熱によって髪の毛の形を誘導し、その熱を冷ますことで形を固定する仕組みです。
厳密に言うとやったほうがいいのですが、髪の毛がまとった熱が自然に冷めるのに、そんなに時間はかかりません。なので、ただでさえめんどくさいドライヤーの作業を増やす必要はない、と僕は考えています。ドライヤーにかかる時間で結局また汗をかいているので、体に吹きかけて涼むくらいで良いでしょう。
ドライヤーの際に気をつけたいことをまとめると以下のようになります。
その(1)髪の毛でなく頭皮に風を当てる
その(2)ドライヤーを振らない
その(3)下から風を当てない
お試しあれ。