Q 亀山さん、セクハラのボーダーラインを教えて!
僕は女性には縁がなくモテないタイプですが、せめてセクハラで訴えられないように気を付けながら会社での日々を過ごしております。先日も記念撮影があり、社員みんなで肩を組んで撮ろうとなったとき、隣りの女性の肩に触れていいものか迷いました。結局怖くて出来ませんでしたが、勇気を持っていくべきだったのでしょうか? セクハラのボーダーラインを教えてください。
(24歳・会社員・男性)
A 女子に触れるのは、自然にできないなら止めといたほうが無難かな。勇気が必要という段階で不自然になるからね。
ここはいきなり勝負に出ないで、まずは女性に好かれることから始めてみよう。
先日、うちの女子社員に「Aさんに巨乳って言われたんですけど、セクハラだとおもいません?」と愚痴られた。俺が「でも、前にBさんにも同じようなこと言われてたじゃない」と切り返すと、「あ、Bさんはいいんです~、悪気ないから」と言われた。
結局のところ、セクハラかどうかの線引きは行為ではなく、好かれるか嫌われるかの感情ラインだね。「おっぱい」と言っただけでも嫌がられたらセクハラだし、おっぱいを触っても嫌がられなかったらセクハラじゃない(笑)。
不条理に思うかもしれないけど、君ができるセクハラ対策は異性に嫌われないように、日頃から努力することしかないと思うんだ。
ちなみに俺は、中学生時代にクラスで「女子が嫌いな男子ワースト3」に選ばれたことがあってね。ショックでかなりヘコんだもんだよ。当時の俺は頭はフケだらけで爪も伸ばしっぱなし。女子と話す時も意識し過ぎて目が泳ぐ、不潔なコミュ障キャラだったので、まあ仕方なかったんだけどね。
俺も含めて多くの嫌われ者たちは「自分は嫌われてる」と理解したあとに、「ふん、どうせ俺は嫌われ者さ」と開き直ることが多いんだ。でも、人生は長いし人類の半分は女子。そこはスネないでめげないで頑張って努力しよう。
毎日風呂に入って鼻毛をお手入れ。女子受けの悪い仕草や癖を研究して直す。勇気をもって相手の目を見て笑顔で挨拶。もちろんいきなり上手くはいかないけど、少しずつでいいから改善していこう。
頑張っていればそのうち相手も笑ってくれて、自分も自信がついて、いつの間にやら自然と肩が組めるようになってると思うよ。
ちなみに俺は10年間かかったけどね〜!(笑)
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