彼女たちにとって欅坂のセンターは平手さん以外にないのです。そのような状況で、新センターが決まったとしても彼女たちに何をされるかわからない。
運営はこれらの内部状況を考えた結果、改名をして内部から立て直すことが必要だという判断を下したのです。実際に、欅坂46の“2軍”という印象を持たれていた『けやき坂46(※ひらがなけやき)』も昨年2月に『日向坂46』に改名して以降、大躍進を遂げている。“2軍”のイメージ脱却に成功しているのです」(同前)
「今までやってきたことはなんだったのか」と1期生反発
だが、そうなると新しい歪みが生まれてくる。別の欅坂関係者が打ち明ける。
「今後の活動は『2期生』が中心になることが既定路線なんです。メンバーたちにもすでにそのことは知らされている。『今まで欅坂でやってきたことはなんだったのか』と1期生の反発の声も上がっていて、結成初期の人数である“21人”という“数”にいまだにこだわっているメンバーもいる。“合同選抜拒否事件”というのもありましたが、平手の“欅坂原理主義”はいまだに息づいているんですよ。
そんな空気に嫌気が差したのか、『グループを辞めたい』と申し出るメンバーが次々と出ているのも事実です。しかし、1期生の一部からは2期生に対して『一緒にいるのが気まずい』『認めない』という声が漏れ出ている。改名したからといってそう簡単には内部崩壊しているグループを立て直すことはできないでしょう」
名前を変えても、“不協和音”は響き続けるのか。
7月17日(金)21時から急遽放送が決定した「文春オンラインTV」では、欅坂46改名の真相について取材担当記者が詳しく解説する。