昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2020/07/24

 また染まる色の種類が限定的で、ファッション的に幅が狭い。ヘナではオレンジがかったブラウンに染まりますが、真っ黒にはならず、他のオシャレな色味にもできません。

 そして、一度髪の毛に入ったヘナの色素(オレンジ)を抜くのが大変なので、「イメージと違うからリセットしたい!」といった要望に応える事ができません。髪を切り落とすまでの間、オレンジと付き合わなければならなくなります。

ケミカルは悪なのか?問題

 サスティナブルな物が必要とされる昨今。レジ袋の有料化なども含めて、自然に優しい、持続可能なものづくりが推奨されていますが、果たして化学成分(ケミカル)は悪なのか? 

 化学成分は科学を駆使して、最新の効果を得られます。新しい成分の場合、安全性や有用性についてわかっていることが比較的少なく、副作用がある可能性も否定はできませんが、世間のニーズに合わせた物を製薬会社は作るため、時代に沿った新しいライフスタイルの提案に繋がることもあります。

 例えば今日、日常的に使うマスクも、科学の進化によって様変わりしています。ガーゼよりも不織布のマスクが主流になり、新素材も続々と出ています。

 ルネッサンス期の医者は鳥のような仮面をし、クチバシ部分に薬草を詰めて、ペストを予防していたそうです。科学は歴史の積み重なり、現代の生活は科学の賜物です。

 

 一方で天然成分は効果が限定的なことが多い。

 また化学成分は安価で作りやすいのに対して、天然成分はそれゆえ割高でもあります。

 良くも悪くも、消費者側には選択肢が広がっていますので、理解を深めた上で使うことをオススメします。

この記事の写真(5枚)

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー