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ツイッター社長に聞いてみよう

ツイッター社長に聞く「そもそも就活のとき、なぜリクルートを選んだのですか?」

ツイッター社長に30の質問 #10

 2014年からツイッタージャパンの代表取締役を務める笹本裕氏。これまでMTVやマイクロソフトなど外資系企業でキャリアを積んできた。しかし、30年以上前に新卒で入社したのはリクルートだったという。

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Q.そもそも就職活動のとき、なぜリクルートを選んだのですか?

<就活は完全な“出遅れ組”。学生時代はアメリカNBCニュースのバイトにハマって、情報や映像の仕事に憧れがありました。そんなときリクルートの「情報が人間を熱くする」というテレビCMが目に飛び込んできた。当時リクルートは1,000人の大量採用時代。“出遅れ組”のぼくは「拾ってもらった」感じでしたね。>@yusasamoto

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「そうか、就活をしないといけないんだ」

Twitter Japan代表取締役の笹本裕さん

 お恥ずかしい話、就活は完全に出遅れました。アルバイトに没頭していて、大学にもちゃんと行ってなかったんです。ダメ学生でしたね。

 就活の時期に学校に行くと、みんながリクルートスーツを着ていました。「なにみんなカッコつけてんだろう」と思っていると「就職活動をやってるよ」と言われたんです。「あ、そうか。就活をしないといけないんだ」と初めてそのときに知ってですね(笑)。あわてていろいろと調べ始めて。OB訪問とはなにかも知らず、興味のある商社や航空業界などの研究を始めました。

 ぼくは帰国子女なので、外国語を使って海外と関わるような仕事に興味を持っていました。そういう業界の会社をいろいろと訪問したのですが、時すでに遅し。

 

 最終的にリクルートに入社が決まるのですが、ある意味、タイミング的には「拾ってもらった」感じです。ぼくが入社した1988年は約1,000人の採用をしたタイミングだったんです。すごい時代ですよね。それだけの大量採用をしていなかったら、ぼくはリクルートに拾っていただけてなかったんじゃないかな、と。だから就職への熱い思いがあったわけでなく、実際は、拾ってもらったという感じですね(笑)。

アルバイトで御巣鷹山の第一報を伝える

 そもそも学生時代はNBC(National Broadcasting Company)という、アメリカの放送局のニュース部門のアルバイトに没頭していました。大学1年生のときに、先輩から誘ってもらったんです。記者の方々がいないあいだに、通訳をしたり、ニュースを整理したり……という仕事でした。雑用みたいなことですね。麹町四番町の日本テレビのオフィスにNBC日本支社があって、週2回ぐらい、17時から夜中まで働いていました。