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マリーンズ・鳥谷敬とロッテのお菓子との幸せな関係

文春野球コラム ペナントレース2020

2020/08/02

 球団によって様々な特徴がある。千葉ロッテマリーンズの最大の特徴はやはりお菓子であろう。選手ロッカーには毎日、様々なロッテのお菓子が展開される。コアラのマーチ、チョコパイ、パイの実から新商品の数々まで。ビックリマンも人気があり、あっという間になくなってしまう。今年、阪神タイガースから移籍してきた大ベテラン・鳥谷敬内野手も発見の連続だという。

イメージにピッタリ 鳥谷に手渡されたオリジナルガム

「子供の時、お菓子といえば、ちょっとした贅沢だったよね。親戚が来る時とか誰かが来る時にしか出してもらえなかった」

 鳥谷は懐かしそうに少年時代を振り返る。中でも当時を思い出す懐かしの味として、ビターチョコレートとホワイトチョコレートの2種類の細かい線状のチョコレートを丁寧に編み上げたロッテの人気チョコ菓子「紗々」を思い起こす。

「チョコと言えば紗々かチョコパイというのが自分の印象。真っ先に思い浮かべるね。この前、ロッカーで見た時は子供の時のことを思い出した。懐かしの味だね」

 ちなみにマリーンズの場合、他にも夏場にはアイスが選手ロッカーの冷凍庫に入っており、ベンチにはガムと、のど飴が常備されている。これまでゲームでガムを噛む習慣はなかった鳥谷だがマリーンズ移籍を機にガムを噛むようになった。

「これまではそういう環境になかったけど、せっかくの機会なのでと、ガムを噛み始めたね。リラックスにもなるし、噛む習慣は生活をする上で非常に大事な事だから、しっかりと顎で噛むようにしている」

 そんな鳥谷の姿をテレビ中継で見たロッテ中央研究所はさっそくオリジナルガムを作成しサプライズでプレゼントしてくれた。これまで試合中にガムを噛むことを習慣にしているブランドン・レアード内野手、清田育宏外野手、井上晴哉内野手、中村奨吾内野手などにもそれぞれの趣向にあったオリジナルガムを製作しており、鳥谷にはイメージにピッタリのクールで爽やかな爽快オリジナルミント味となっている。

オリジナルガムを手に笑顔の鳥谷選手 ©梶原紀章

 まさかのオリジナルガムを手渡された鳥谷はビックリ。「さすがですね。嬉しいです。大切に味わいながら噛ませてもらいます」と頬を緩めた。