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ドラゴンズファン歴22年、“カトリーナ”の応援は“親戚のお姉さん”スタイル

文春野球コラム ペナントレース2020

2020/08/25
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応援は選手の成長を見届ける「親戚のお姉さん」スタイル

 振り返ってみると、小学生や中学生の頃とは野球の見方、応援の仕方が少し変わりました。昔は「立浪さん大好き!」とジャニーズファンのように選手に夢中になりながらドラゴンズの勝敗に一喜一憂していましたが、年下の選手が増えた今はすっかり「親戚のお姉さん」気分。選手の成長を見届ける新しい楽しみができました。これ、ずっとポジティブな気持ちでいられるのでオススメです。

 私は日頃からポジティブなヤツなので、選手が失敗しても「ドンマイドンマイ、次頑張ろう!」と全力応援が基本姿勢です。注目している選手、頑張ってほしい選手はいますが、基本的に選手は箱推し。ドラゴンズが好き。

 とにかく選手にはあたたかい言葉をかけ続ける。これが私の応援テーマです。

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 今は新型コロナの影響でなかなか球場に行くことができない人が多いと思います。高齢者の方や小さなお子さんがいるご家族の方はちょっと行きにくいですよね。でも、つながれない世の中だからこそ、SNSでみんなを近くに感じることがあります。

 ドラゴンズファンは他チームのファンに比べてもSNSを活用している人が多い気がします。ドラゴンズが勝つといつも「どらほー」がトレンドに入っていて、「うさほー」や「とらほー」よりも「どらほー」のほうが上位に入っているんです。私は「どらほー」をしている人に「いいね」を押して勝利の喜びを共有する「どらほーパトロール」をたまにやっています。

 あとは公式にもSNSを頑張ってほしいですね! ドラゴンズでは又吉選手が頑張ってくれていますし、先日はドアラもSNSを始めましたが、今だからこそ、もっと選手の素顔などが見られるとファンも嬉しいと思います。日本ハムの中田翔選手のインスタを見ると、いかつい中田翔選手が可愛いお子さんと一緒に写っていて、「こんな一面もあるんだ!」とファンになっちゃいます。

 もし、選手がSNSを始めたら、あたたかい言葉をかけてあげてほしいです。辛い試合もあるかもしれませんが、選手の批判をするよりも「今日はここが良かった」と言葉をかけてほしい。普段の生活でも相手の悪いところを探して言うより、いいところを見つけたほうがハッピーじゃないですか? 

 SNSで「闇落ち」しがちな人は、応援に選手のいいところを探して、成長を楽しむ「親戚のお姉さんスタイル」を取り入れてみてはいかがでしょうか? 女性だけじゃなくて男の人もぜひ! みんなで楽しくポジティブに全力でドラゴンズを応援しましょう!

毎週アップし続けた「ドラゴンズ観戦コーデ」 ©加藤里奈

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