昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「カートゥッ!」インパクト大の歌詞に女性ファン熱狂 売れるガールズグループ、日韓の違い

BLACKPINK、MAMAMOO……「ガールクラッシュ」化が止まらない

2020/07/27

 日韓の女性アイドル市場の違い。その一つにファンの男女比が挙げられる。AKB 48、乃木坂46にハロプロ。テレビに出演するようなメジャーグループから地下アイドルまで、ライブ会場には多くの男性の姿。

 ではK-POPのガールズグループはどうか。グループによっては女性ファンの方が多いほどだ。日本で行われるK-POPのガールズグループのコンサートに足を運ぶと、本国以上に女性ファンの姿が目立つ。

 BLACKPINKやRed Velvetなど、日本での韓流、K-POPブームが女性から広がったものだから、という背景もある。だがそれだけではない。K-POPのガールズグループを女性達が支持する裏には、彼女たちの発するメッセージやスタンスにも理由があるのではないだろうか。

BLACKPINK ©getty

K-POPにおける「ガールクラッシュ」とは?

 ここ最近、K-POPのガールズグループの主流は「ガールクラッシュ」だ。アイドル・グループを輩出するソニーミュージックとJYPによる共同オーディション番組『Nizi Project』の中でも言及されていたワードで、「同性さえも思わず惚れてしまうようなカッコいい女性」を意味する。

 ただ、安直に「男前な女子」とするのは誤訳だ。むしろある性別に対して期待したり押し付けられる「らしさ」から自由であることも2020年の「ガールクラッシュ」なスタイルと言える。軸は「自分らしさ」。たとえミニスカートや胸の谷間が見える服を着たとしても、誰かのためじゃない。自分がそうしたいからそうする。ハイヒールでもスニーカーでも私の魅力は変わらない。あくまで「自由」で「軽やか」なのだ。