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狩猟する女性をいきいき描くマンガ6冊
【1】ソウナンですか?(1)〜(6)(岡本健太郎/さがら梨々)
『山賊ダイアリー』の著者で猟師兼漫画家の岡本健太郎が原作を務める。飛行機事故で無人島に到着した女子高生4人組は、ほまれの持つサバイバル知識を活用しながら罠を仕掛け、食料を調達し、救助を信じて逞しくも可愛らしく生きる。昨年夏、TOKYO MXほかでアニメ化。講談社 580~630円+税
【2】マタギ(矢口高雄)
舞台は奥羽山脈の山里。マタギたちは冷静な頭脳と研ぎ澄まされた経験を武器に野生動物と渡り合う。全9編収録。なかには女マタギの話もあり、今より遥かに女性が山に入る事は難しかったであろう時代に本作が描かれたと思うとその視点に震える。山と渓谷社 1600円+税
【3】罠ガール(1)〜(5)(緑山のぶひろ)
家の畑を荒らす野生動物を捕獲するため奮闘中の女子高生・朝比奈千代丸。幼馴染で家が農家の昼間レモンや祖父が猟師の夜空つむじと共に、アナグマやイノシシ、アライグマといった動物ごとの習性を見極め、罠を仕掛ける場所や方法に知恵を絞る。KADOKAWA 570~650円+税