文春オンライン

動物保護を訴える都心部と被害にあえぐ地方……「女性の狩猟マンガ」が注目される理由

2020/08/13
note

【4】クマ撃ちの女(1)〜(3)(安島薮太)
 兼業猟師の小坂チアキ(31)は連日山に入り、エゾヒグマを撃つことに執念を燃やす。その山行きに密着するルポライター・伊藤の視点で描かれた本作には、緊張感溢れるドラマはもちろん熊の生態や銃の扱い方などの情報も満載。最新刊では法の領域にも触れている。新潮社 600円+税

クマ撃ちの女(1)

【5】北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし(1)~(4)(白樺鹿夜/江本マサシメ)
 極寒の地を治める貴族のリツハルドと元軍人のジークリンデは、とある夜会をきっかけに1年間の「お試し婚」をすることに。厳しい環境下での狩猟や工芸品造りをとおし、不器用ながらも距離を縮めていく2人のスローライフ。妻が夫に狩猟の手ほどきをする設定も今どき。主婦と生活社 630円+税

北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし(1)

【6】鷹の師匠、狩りのお時間です!(1)~(2)(ごまきち)
 著者は愛知県在住。オオタカの師匠やイングリッシュ・ポインターの猟犬ミラと共に猟を行う現役鷹匠だ。獰猛なイメージだが本当はストレスに弱い猛禽類との暮らしや鷹匠が訓練に用いる道具など、知らない世界が知れるワンダーに満ちたエッセイコミック。星海社 640円+税

鷹の師匠、狩りのお時間です!(1)
動物保護を訴える都心部と被害にあえぐ地方……「女性の狩猟マンガ」が注目される理由

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春WOMANをフォロー