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杏、宇多田、孝太郎をKoki,、真剣佑、Matt、趣里らが猛追! 第2回「好きな二世」ベスト20発表

前回1位の小泉進次郎は……

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“もはや二世ではない”演劇界の実力者たち

8位 柄本佑

柄本佑 ©AFLO

 前回29位から大幅に順位を上げたのは10位にランクインした女優・安藤サクラの夫、柄本佑(たすく・33)。父が柄本明、母は角替和枝、義父母が奥田瑛二と安藤和津という俳優一家ですが、妻と同様に演技派俳優として高評価を得ています。今年放送されたドラマ「知らなくていいコト」(日本テレビ系)では、週刊誌記者のヒロイン(吉高由里子)の元恋人役が「カッコイイ」と話題になりました。

「両親を感じさせない演技力、穏やかさに癒される」(70・女)

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「演技がうまい。存在感がある。風格もある。すでに中堅だが、今後ますます演技派の俳優として大物になりそう」(64・男)

「二世的な要素がでていない。また兄弟そろって好感が持てる」(63・男)

「どんな役をやっても違和感がないのが不思議。変人でもイケメンでも誠実なお医者様でも見事にはまってしまうのがすごい」(60・女)

「演技も好きだけど、バラエティーやトーク番組で垣間見える人柄の良さが好き」(39・女)

「『知らなくていいコト』で主人公の元彼を演じる柄本佑さんのカッコ良さには本当にビックリしました。失礼ながら、所謂『男前』とか『イケメン』とは少し違う路線の顔立ちだと思うんですが、これだけカッコ良く見せられるってスゴイ事だと思います。それだけ実力がある俳優さんって事なんでしょうね」(38・女)

「色々な作品でよく見かけるが、どれも声、顔さえ違って見えるくらいに印象ががらっと変わるのがすごいと思う。個人的には映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』の時の悪ーい目付きが最高に良かった」(35・女)

「初めの頃は柄本明の息子としてテレビや映画に出ていたように記憶しているが、今では、“俳優・柄本佑”として活躍されているので素晴らしいと思う。個人的には、ドラマ『知らなくていいこと』の役柄に惚れてしまった」(25・女)

「顔つきが年を重ねるごとに素敵になっていく気がしています。二世って感じが全くしない。弟君の時生さんも同様です。演技派ですし素敵です」(50・女)

7位 松たか子

松たか子 ©getty

 7位は女優の松たか子(43)。前回も6位にランクインしていましたが、2年経っても人気は健在です。2014年、2019年に公開されたディズニー映画「アナと雪の女王」のエルサ役で声優を務め、今年2月10日には米アカデミー賞授賞式に登壇。世界10カ国のエルサ声優と共に日本人初のパフォーマンスを披露するなど、その活躍は多岐にわたります。

「いい意味での二世女優であり、かつ二世であることを忘れさせる希有な女優」(50・女)

「歌舞伎の名門家に生まれた女子は不遇をかこつケースが多い中、女優としても歌手としても極めて順調にキャリアアップしてきた人だと思う」(53・女)

「育ちの良さを感じるが、それでいて親しみやすさもある。品のある美しさ。歌や演技の実力もあり完璧」(59・女)

「日本の誇り! アカデミー賞は生放送で見て思わず号泣しました」(39・男)

「出演するドラマや映画は外すこと無く面白い。ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)で初めて見た時からずっと進化を続けていて、良い歳のとりかたをしている。特に近年ではドラマ『カルテット』(TBS系)で演技力と人間性の魅力が熟練の域に入った感があった」(54・女)

「才能と実力が出自を忘れさせられるぐらい格別。媚びない、飾らない、ナチュラルでフラットな人柄も、春風のように見ている人を気持ちよくさせてくれます。役者としてもアーティストとしても才能の塊の方です」(32・女)

「知性と美声。天は二物を与えた」(61・男)

「すべてが好きです。顔、声は可愛いし、演技は抜群! 歌も上手! それでいて、控えめで、いつも一所懸命、全力投球。もっとメディアで見たいけど、たぶん本人は表に出るのがあまり得意ではないタイプ。だけど求められる時には、しっかりとどっしりとそこにいて存在感を示す。そんな松たか子さんが大好きです」(56・女)

「名実ともに日本を代表する芸能人」(50・女)

6位 中井貴一

中井貴一 ©文藝春秋

 6位には、2019年に映画「記憶にございません!」で総理大臣役を熱演した俳優の中井貴一(58)がランクイン。2020年2月には同作品で第62回ブルーリボン賞の主演男優賞を受賞しましたが、同賞を64年前に父であり俳優の佐田啓二も受賞していたことで話題となりました。

「同年代として、ドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)での名演や、それ以降の息の長い安定した活躍。悪いうわさも聞かず、素晴らしい」(58・男)

「デビュー当時から、父親の威光を一切感じさせない爽やかさ。役者としての実力充分」(70・男)

「私64歳。私の年代でも、中井の父親の佐田啓二の記憶は朧気だ。二世であることを感じさせない活躍、すばらしい」(64・男)

「早くに父(佐田啓二)を亡くしているが、自力でステップアップしている。自分の経験をもとに、後輩たちに的確なアドバイスをしている」(56・男)

「自分のためにではなく日本文化のために時代劇を伝承しようと一生懸命になっているから」(62・男)

「父親が早く他界した関係かもしれないが、自分の立ち位置を確立して俳優としての気品も出てきたと感じる。二世だと感じないところが非常に良い。多くの人は死んだ父親(佐田啓二)が俳優だと知っている人は少ないのではないか」(65・男)

「トレンディ俳優も時代劇もこなせてすごい」(43・女)

「もう中井さんが二世と知らない世代も多いと思う。それくらい若い頃から実力で長く活躍されている」(52・女)

「演技が独特の味があり、多彩な役どころに期待したい」(68・男)