2年ぶりとなった第2回「好きな二世」アンケート。今回は2020年2月14日から4月30日まで募集したところ、2300を超える回答が集まりました。
2018年に芸能界デビューした木村拓哉と工藤静香の娘であるKoki,に続いて、2020年には姉のCocomiがデビューし、大きな話題となりました。渡辺謙を父に持つ杏は、元夫の東出昌大の不倫が発覚したことで結婚生活に終止符を打ち、シングルマザーの道を選びました。
有名人の親を持つことで、良くも悪くも注目を集める“二世”たち。偉大な親と比較されて“七光り”と揶揄されることもありますが、実力を発揮することで「親を超えた」と称賛されることもあります。
俳優、政治家、歌手、モデル……アンケートには各界の“二世”の名前が挙がりましたが、お茶の間に支持されるか否かは親の威光とは別問題。前回の「好き」アンケートでは、1位・小泉進次郎、2位・佐藤浩市、3位・杏という順位でしたが、果たして2020年の「好きな二世」のランキングはどうなっているのでしょうか?
それでは、20位から見ていきましょう。
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あの政治家がTwitter活用術で急上昇
20位 趣里
まず、20位にランクインしたのは俳優・水谷豊と歌手・伊藤蘭の娘、趣里(29)。2011年に「3年B組金八先生ファイナル~『最後の贈る言葉』4時間SP」(TBS系)で女優デビューし、2016年のNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」以降、「ブラックペアン」(TBS系)や「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日系)など人気ドラマに次々出演。現在放送中の「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)にも、主人公(多部未華子)の妹役で出演しています。
「親の名に頼らず、舞台や映画で難しい役をやっている」(57・男)
「可愛い。女優さんとして頑張っていると思う。名前があると、その作品が見たくなる」(35・女)
「七光りに頼らず自力で知名度を上げたから」(57・女)
「コケティッシュな可愛さで個性がある。親の力を利用していない。演技もうまい」(59・女)
「小さくてきゃしゃでそれでも存在感がある女優さん。『誰だ?』と思ったらお父さんは右京さんで、お母さんはキャンディーズだった。びっくり」(54・女)
「個性的で唯一無二の魅力がある。これからがとっても楽しみです」(59・女)
19位 河野太郎
19位は、現防衛相の河野太郎氏(57)。父は同じく衆議院議員だった河野洋平氏です。洋平氏は1992年からの宮沢内閣時代に官房長官を務め、従軍慰安婦について述べた「河野談話」を発表した政治家として知られています。河野太郎氏は前回21位でしたが、最近、頻繁に活用されているTwitterでのつぶやきが、「庶民感覚がありそう」と評価を押し上げたようです。
「親父(河野洋平氏)は大嫌いな政治家だった。本人もあまり好きではなかったが、防衛大臣になってから、台風19号や新型コロナウイルス関連の自衛隊の活動をマメにツイートしてくれるので、情報収集に役立っている」(47・女)
「父親の洋平との、親子間の生体肝移植のエピソードが好き」(52・男)
「しっかり仕事をしている」(60・男)
「防衛相になる前後からの行動力に良い印象を持ったから」(41・男)
「SNSを有効に使って『寄り添っている』気がする。(文春オンラインが)取材することがあればエゴサーチのコツを聞いてほしい」(48・女)
「政治家としてしっかり仕事をしていると思う。国民が知りたいことをTwitterで発信してくれる。今後も期待している」(53・女)
18位 高橋真麻
お次は俳優・高橋英樹を父に持つ、フリーアナウンサーの高橋真麻(38)。前回ランキングでは「好き」9位でしたが、妊娠・出産でお茶の間に顔を見せる機会が減っても18位にランクインしました。高橋真麻は2018年に一般男性と結婚し、今年5月1日に女児を出産したばかり。現在は育休中ですが、仕事に真摯な姿に支持が集まりました。
「親の七光りではなく、頑張っている」(54・男)
「頭が切れる。育ちの良さを感じる。美人過ぎずに親しみがある」(54・女)
「確かなアナウンス力と、育ちの良さ」(52・女)
「二世だからと思うことは何一つない。素晴らしいタレント」(39・女)
「アナウンサーとしての実力もあるし、度胸がある。年齢が上がるほど、女性の魅力も上がっている」(56・男)
「実力もあるので、七光り感がないです。育ちの良さがでていますね。性格も良くて、感じが良いところが好きです」(40・女)
「二世は何かしらやらかす人が多いけどしっかりとお仕事をしていて観ていてバラエティーでも楽しいから」(28・女)
「ユーモアがあり、同時に行動力もあるから」(60・男)