球界レジェンドの爽やか息子と個性派息子が大健闘
14位 工藤阿須加
前回28位から順位を上げたのは、福岡ソフトバンクホークスの監督・工藤公康を父に持つ俳優の工藤阿須加(29)。自身はテニス選手を目指していたものの、故障により俳優に転身しました。俳優としては、昨年100作目となったNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」に主人公の幼馴染役で出演。朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)でも水曜日のパーソナリティを務めるなど、父とは異なる分野で活躍しています。
「いい役者さんだと思う。いわれなければ二世とは気づかない……が、お父さんも好きです。西武が一番強くて輝いていたころ、いい投手だったな。二世と知ったとき、親を好きかどうかは結構重要です」(54・女)
「清潔感がある。演技力もある。親父さんのファン(笑)」(54・男)
「確かな演技力があり、健康的でさわやかなルックスも好感が持てる」(46・男)
「爽やかで品があり礼儀正しい。ご両親に厳しく育てられたのでしょう。俳優としてもどんどん良くなっていると思う」(53・女)
「野球界とジャンルが違うこともあるが、七光り感が全くなく、彼自身の人柄の良さが魅力的だから」(57・女)
「よく演じている役柄に近い爽やかさは本物のように見えるし、家族を大事にしている言動をテレビで見たことがあるので、とにかく好青年というイメージが私の中で際立っている」(51・男)
「二世という感じが全然しない。俳優さんだけど、お父さんの存在も全く感じないし、俳優として成功しててすごい! 立派すぎる」(32・女)
「さわやか。親とは別の世界で、実力で頑張っているから」(56・女)
13位 香川照之
13位は香川照之(54)。現在放送中のドラマ「半沢直樹」(TBS系)では、前作に引き続き半沢(堺雅人)の敵役として出演しています。歌舞伎役者・二代目市川猿翁を父に、元・宝塚歌劇団雪組トップ娘役の浜木綿子を母に持ち、自身も九代目市川中車として歌舞伎の舞台に立っていますが、“二世”としてよりも実力派俳優としての票が目立ちました。
「演技幅があり存在感のある役者」(52・女)
「かつては父親に認知されず、不屈の闘志で自身の人生を切り拓いた。その生きざまはすべての人に範になるのでは」(70・男)
「圧倒的な演技力」(20・女)
「ここ10年前後でとても面白い印象が強くなった。虫のコスチュームで虫の番組で喋っていたり、ドラマで見かける演技も上手。お母さんが浜木綿子だということを知らない10代の人は多いと思います。うちの中学2年の子供は知りませんでした」(51・女)
「本格的演技派」(57・男)
「二世を感じさせない。自分を持っている」(60・女)
「演技力があるだけでなく、昆虫が大好きで自然体な姿が良い」(39・女)
「親に頼らず実力派」(72・女)
「歌舞伎役者と女優の間に生まれ、恵まれた生活をしてきたのだろうと思っていたら、そういう育てられ方をしていないと本人が言っていた。演技は上手いし、色々苦労して今の香川さんがいるのだと思う」(52・女)
「演技が上手い、面白い、名優だ」(54・男)
「親の十四光から完全に脱し、新たな領域に入りつつあるから」(54・男)
12位 Matt
前回アンケートでは「好き」ランキング圏外だったモデルのMatt(26)が12位に急浮上しました。2019年には父・桑田真澄とソフトバンク「ワイモバイル」のCM「親子 de ダンス」編で共演し親子仲の良さをアピール。独特のメイクへの好き嫌いが分かれることもあるようですが、「おしゃれ」「独自の世界観」などの好意的な意見が目立ちました。
「親とはまるで違う売り方で、自身で芸能界の立ち位置を作ったことは凄いと思う」(56・女)
「お父さんがよく許している」(47・男)
「父親の桑田真澄さんとは全く異なる独自の世界観を貫いている点。父親の真澄さんもユニークさを認めており賞賛に値する。海外では(一部ではあるが)他の人と異なることこそ差別化でありその人らしさだと教えている。そんな新しい子育てモデルになるのではないかと思うから」(58・男)
「よく見かけで悪く言う人がいるけれど、音楽の才能はあるし、努力している。テレビに出ていると見たいタレントの1人である」(44・男)
「自分を持っていて、桑田さん桑田さんしていない」(26・男)
「おしゃれで面白いし親近感がある」(54・男)
「自分を持っているところが好感」(30・女)
「性格がいい。優しそう」(38・女)
「人の悪口は言わないようにしている所が好きです」(25・女)