6位「相棒」(テレ朝系・2000年~)
6位には今年、19シーズン目に突入する長寿刑事ドラマ「相棒」シリーズがランクインしました。水谷豊演じる警視庁「特命係」の杉下右京と、部下の“相棒”が推理力を駆使して毎回事件を解決していくバディものの刑事ドラマ。初回放送から20年のあいだに杉下の相棒役は寺脇康文、及川光博、成宮寛貴、反町隆史と代わりましたが、作品の人気は衰えません。“相棒”コンビだけでなく、「トリオ・ザ・捜一」の川原和久、山中崇史、大谷亮介、捜査対象の女性に惚れやすい陣川役の原田龍二、特命係をつくった重要人物でありながら刺殺されてしまう小野田役の岸部一徳など、彼らを取り巻く人物たちの根強い人気も評価を支えています。
「水谷と何回か代わってきたその相棒が全員個性豊かで、楽しいドラマ」(78・男)
「全シーズン通して、矛盾のない設定。色々な題材を多角的にとらえた問題提起が毎話あるので見応えがある。ゲストキャストも演技の上手い方々ばかりでバランスが取れているのも良い点」(46・女)
「一話完結型が基本なので安心して見られる。苦い後味の回もあるがしつこく残らないのがいい」(28・男)
「警察の上層部の悪事もよく取り上げていたのが他の類似ドラマと違い、スカッとした」(57・女)
「同じドラマを何回見たのだろう。その度に何か新しい発見がある。こんなに何度も何度も再放送に耐えられるって、すごさの証明」(65・男)
「主役を演じる水谷豊の魅力に取りつかれている次第。傍流の刑事役が問題解決するプロセスが面白い!」(78・男)
「杉下右京のブレない姿勢が好き」(45・女)
「事件解決の手法は勿論ですが、思わぬところにある落とし穴を早めに察知する右京さんの能力が毎回の見もの」(64・男)
「いい意味で期待を裏切ってくれる展開」(59・男)
「毎年、秋冬は相棒の新作。旧作も平日に再放送されていた『晩夏』なんて夫の自殺の真相だと思っていたら、妻の複雑な愛情が隠されていて、1時間で凝縮させる脚本にうなるしかなかった」(59・女)
「安定感がある。現在の相棒である反町隆史はハマり役であると感じる一方、六角精児や鈴木杏樹といった主要キャストの降板は長年のファンからしたら残念」(26・女)
「時勢に合った内容など飽きのこない定番のドラマ」(56・女)
「特に初期の頃が面白かった。特に寺脇康文が相棒の時が一番ぴったりで、毎週みていた」(54・女)
「杉下右京の相棒は、それぞれ代わっていくが、右京の存在感は不動である。今思うに、警察庁官房長役の岸部一徳との一見とぼけたような会話がいい」(79・男)