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「アンナチュラル」「ハケン」が大健闘!「ふぞろい」「男女7人」は何位?【自分史上最高ドラマ ベスト50発表】

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25位 「101回目のプロポーズ」(フジ系・1991年)

主な出演者:浅野温子、武田鉄矢、江口洋介

「101回目のプロポーズ」主演の浅野温子 ©時事通信社

「モテないおっさんと美人の浅野温子という、絶対結ばれそうにない二人が最後に結ばれるというドラマは今までにない。武田鉄矢と浅野温子の演技が上手く個性的で印象に残る」(39・女)

「このドラマをきっかけに自分もピアノを習い、弾けるようになった」(57・女)

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「武田鉄矢の『僕は死にましぇん』のシーンが今でも印象に残ってる」(48・男)

「公衆電話や家への電話、もはやない向ヶ丘遊園など時代を感じさせられる、懐かしさいっぱいのドラマ」(37・男)

「まさに美女と野獣の組み合わせ」(47・女)

「冴えない男に希望を与えた恋愛ドラマ」(55・女)

24位 「男女7人夏(秋)物語」(TBS系・1986~1987年)

主な出演者:明石家さんま、大竹しのぶ、賀来千香子、奥田瑛二

「男女7人シリーズ」の大竹しのぶ ©文藝春秋

「明石家さんまさんの大ファンになるきっかけの作品。お笑い芸人が恋愛ドラマの主役を張るというのが凄かった(「男女7人夏物語」)」(45・男)

「主役2人のやり取りは、まさに夫婦漫才でした。主題歌の石井明美さん『CHA-CHA- CHA』も大ヒットしていた(「男女7人夏物語」)」(59・男)

「明るく仕事も遊びも頑張る大人たちのドラマで、それぞれの思いが交差するところが好き。派手なファッションはこの時代を映していてたまらない(「男女7人夏物語」)」(23・女)

「さんまさんと大竹しのぶさんの掛け合いが大好きで、山越え谷越えで色々と乗り越えたあとのラストシーンが印象的でした(「男女7人秋物語」)」(53・女)

「社会人生活に憧れたドラマだった。フェリー通勤してみたいとさえ思っていた(「男女7人秋物語」)」(52・男)

「夏物語とは違って、アンニュイな雰囲気が好き。ファッションもシックでおしゃれ(「男女7人秋物語」)」(23・女)

22位 「ごくせん」(日テレ系・2002~2008年)

主な出演者:仲間由紀恵、松本潤、亀梨和也

「ごくせん」公式サイトより

「眼鏡をはずして、髪をほどいて、啖呵を切る仲間さんが気持ちいいくらいかっこよくて毎回、すっきりできました。今時、難しい部分も多いのでしょうが、全シリーズ再放送してほしかった」(61・女)

「生徒みんな魅力的だし、ヤンクミ(仲間)がかっこいいのはもちろん、他の先生たちも個性的で好きだった」(60・女)

「ヤンクミみたいな先生に出会えたらいいなと思わされるような作品」(24・女)

「極めてマンガチックな設定だが、笑いあり、涙ありの展開が良い。仲間由紀恵の代表作と思う」(45・男)

「スター揃いの俳優達の共演が最高」(43・女)

22位 「ひとつ屋根の下」(フジ系・1993年、1997年)

主な出演者:江口洋介、福山雅治、酒井法子

「ひとつ屋根の下」主演の江口洋介 ©文藝春秋

「貧困、複雑な家庭環境、性的な被害、障害者の問題など社会の諸問題を正面から取り扱っている。社会へのメッセージ、製作者側の熱意が感じられる作品」(37・男)

「とにかく脚本(野島伸司)が秀逸だったし、毎回泣いた。それまでほぼ無名だった福山雅治を一夜にして国民的有名人にしたドラマ」(50・女)

「涙脆いあんちゃん(江口)と、福山さんが演じるチイ兄ちゃんとのやりとりに何度も泣いた記憶があります。毎週楽しみにしていました」(44・女)

「究極の家族愛、そして何よりゴールデンで禁断とも言える強姦事件を扱ってここまで成功したドラマは空前絶後」(52・男)

「少子化が当たり前の時代になってしまいましたが、兄弟がいて、家族が助け合う。人間の本質を思い出させてくれる名ドラマでした」(35・男)

21位 「アンナチュラル」(TBS系・2018年)

主な出演者:石原さとみ、井浦新、窪田正孝

「アンナチュラル」公式Twitter(2018年1月11日)より

「テーマの深さ、会話のテンポの良さ、予定調和ではない意外な展開、そして音楽。全てが揃うとこんなに夢中になれるドラマができるんだなぁと、つくづく感心させられた」(60・女)

「不可解な死を遂げた人の最初に受ける印象と、真相がわかった後の印象が180度変わっていく展開が辛いのですが、目が離せませんでした」(44・女)

「脚本(野木亜紀子)が秀逸。一話ずつ独立しているが、伏線もあり、最終回のどんでん返しには驚きと感動。出演者すべて良い。主題歌『Lemon』(米津玄師)も素晴らしくマッチしていた」(56・男)

「最初はただ何となく見ていただけだが徐々に引き込まれた。いまも最終回の録画は残していてたまに見る。石原さとみの代表作だと思う」(54・男)

「野木さんの作品は暗い内容も多いけれど、その中から希望の光をみつけていく事が多くて、いつも泣けます」(52・女)

「人物の描き方が薄っぺらくなく生身の人間としての存在感がある。物語が驚くほど緻密。張り巡らされた伏線が見事にすべて回収されていく爽快さと切なさがたまらない。脚本家が本当にすごいと思わせられる。演者も全員見事だった」(52・女)