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英ブックメーカーでオリックスの試合に賭けられる……「ファンタジーベースボール」のススメ

文春野球コラム ペナントレース2020

2020/09/27

クラファンを利用するなどで合法的スキームの確立も?

 できない話だけでは申し訳ないので、ファンタジーベースボール要素やスポーツベッティング要素を内包し、おそらく合法的にできる案をひとつ示しておきたい。

 ドラフト下位や育成で指名された選手に対し、安い年俸を補うクラウドファンディングを球団が設定してはどうだろうか?

 例えば1万円で100口が埋まれば、手数料を引かれても90万円は残る。育成選手にとっては馬鹿にならない金額だ。

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 返礼品は、その選手が出世しなかった場合はナシ。もし一定以上の年俸をもらう選手になった場合、高くなった自分の年俸から最初に寄せてもらったお金の何倍・何十倍にあたる謝礼を出す。現金で差しさわりがあるなら年間予約席をプレゼントするとか、明らかに「当初寄付の何倍・何十倍」と分かるモノを返礼品にすればよい。

 今年のオリックスは大下誠一郎の支配下登録・即昇格・即ホームランが話題となった。来年以降、主力の一人に育ってくれる可能性もある。育成6位の選手に「頑張ってね」と1万円寄付し、その選手が「おかげさまで一人前になりました」とボリュームのある返礼品をくれるようになったら……これはなかなか楽しいではないか。伸びる選手を予想するというのはファンタジー要素であり、寄付と返礼品はギャンブル要素。こういった仕組みがあると「今のスター」ではなく「未来のスター」を見出そうという動機になると思う。

プロ初打席で決勝の3点本塁打を放った大下誠一郎

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