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一晩で2.7万いいね! 彼氏なし、セフレあり、派遣社員女子のマンガが「わかりみが深い」わけ

『明日、世界が滅びるかもなので、本日は帰りません。』作者インタビュー #1

2020/09/11

「王子さまは最初に登場している」。はりめぐらされた「仕掛け」にも要注意!

——ハッピーな結末にならないかもとハラハラしながら読んでいたので、このラストはうれしかったです。

ふせでぃ あの結末には「年下の男は対象外」みたいな思いこみを払拭したいという意図もありました。かつては自分もそうだったんですが。

——思い込みのせいで出会いを減らしていることってあるんだと。

ふせでぃ ところで……アキちゃんと結ばれる男の子が最初に登場してるの、気がつきました? 「王子様は一番最初に登場すべし」。これは少女マンガを読んで学習したことなんです(笑)。

 

——あっ。気がつかなかった! こんな冒頭に出てきてたとは。

ふせでぃ 「答えはいつも身近にある」ってことで。ずっと後で結ばれる相手と、じつはすでに出会っていた……と。なんかご都合主義的にラストで急に登場してきたように見えるんですけど、ずっといて、ラストでアキちゃんの視界に入ってくる、ということなのかもしれません。

——アキちゃんの視界に彼は入ってないけど、「彼はアキちゃんを見ていた」ことが描かれてるわけですね。

ふせでぃ ずっとそばにいたんですよ。タイミングのいたずらで噛み合わなかっただけで。そのことは巻末のおまけマンガに描いてます。

——先生は最初から「彼」に決めてたってことですか?

ふせでぃ うーん、じつは適当に描いた男の子だったんですけど。決めてたのかな?

——ラストは迷ったとおっしゃってましたが。キャラクターとしては作ってあった?

ふせでぃ 「いた」んですね。

——これはしてやられました!

ふせでぃ よく読み返さないと気づけないでしょうね。おまけマンガを読んだらわかる、お楽しみです。あと小ネタでいうと、今連載中の『全部失っても、君だけは』(pixivコミック)のキャラがちらっと出てるページがあるので探してみてください。後ろ姿ですけど。ちなみにあっちの作品にもアキちゃんが出てきます。そのうち。

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